ポーカーのフラッシュとは?フラッシュ同士の勝敗のつけ方まで紹介
- ポーカーのフラッシュってなに?
- フラッシュ同士の勝敗はどうなるの?
- フラッシュが出る確率は何%?
今回は、上記の疑問を持つ方におすすめな内容となっっています。
近年、国内でも人気を集めているポーカーは、全世界1億人以上のプレイ人口を持つマインドスポーツです。
ポーカー(テキサスホールデム)では、手札の2枚とボードの5枚のカードを使い、強い役を揃えたプレイヤーの勝利です。
ポーカーの役は全部で10種類ありますが、その中でも強いとされるのがフラッシュです。
フラッシュは、手札にある5枚のカードすべてが同じスート(マーク)になると成立する役です。
今回は、フラッシュの組み合わせや確率、フラッシュ同士の時の強さについてわかりやすく解説していきます。

本記事を読めば、フラッシュに関することを一通り理解できます!
- フラッシュは手札のカードすべてが同じスートになると成立する役
- フラッシュが出る確率は0.2%
- フラッシュは全10個の役の中で5番目の強さ
- フラッシュ同士の場合、最もランクの高い数字を比較して勝敗を決める
- フラッシュドローになれば、2~3割の確率でフラッシュが完成する
TrusPlusでは、ポーカーのルールやハンドレンジなどポーカーに関するさまざまな情報を発信しています。
ポーカーに興味のある方やポーカーでもっと上手くなりたい方は、ぜひ他の記事もご覧ください。

初心者の方はポーカーのルールの記事でルールを覚えてみましょう!
ポーカーのフラッシュとは
フラッシュとは、ポーカーの役の一つで、5枚のカードすべてが同じスートの場合に成立する役です。


スートはカードの絵柄(❤︎・♣️・♠️・♦️)のことです!
ランク(数字)が揃っていなくとも、スートさえ揃っていれば、フラッシュが成立したことになります。
フラッシュの呼び方は、最も高いランクを取って「○ハイフラッシュ」です。
上記の画像で言えば、Aが最も高いランクであるため「A(エース)ハイフラッシュ」と言います。
フラッシュは英語で「FLUSH」ですが、FLUSHは以下の意味を持ちます。
- 輝き
- 一定にする
- 行頭をそろえる
フラッシュは1つのスートで完成する役であることから、上記のような意味が由来になっているのではないかと言われています。
ポーカーフラッシュの組み合わせ
フラッシュはスートが同一であれば成立するため、ランク(数字)を揃える必要はありません。
仮にフラッシュが完成している状態で、数字が連続している場合、ストレートフラッシュというフラッシュより強い役になります。


スートだけ見れば良いので覚えるのはかんたんですね!
計算方法は後ほど解説しますが、フラッシュは全部で5,108通りもあります。
フラッシュが完成する確率は1%にも満たないものですが、フロップの時点で同じスートが4枚揃えば、ターン・リバーでフラッシュが完成する確率はかなり高いです。

フロップでフラッシュドローが引ければ約36%の確率でフラッシュになります!
ポーカーフラッシュの強さについて

ここからは、ポーカーにおけるフラッシュの強さを解説します。
フラッシュと他の役の強さを比較
初めに、他の役と比較した時、フラッシュがどのくらい強いのか見ていきましょう。
ポーカーでは全部で10の役があり、フラッシュは強い順で5番目に位置します。

| フラッシュより強い役 | ・ロイヤルフラッシュ ・ストレートフラッシュ ・フォーカード ・フルハウス |
| フラッシュより弱い役 | ・スリーカード ・ツーペア ・ワンペア ・ハイカード |
役の強さで見れば、フラッシュは中間のレベルに位置します。
ただし、フラッシュより強い役の遭遇率はどれも低いため、フラッシュが揃った時の勝率はかなり高いと言えます。

フラッシュより強い役の遭遇率はすべて0.1%もありません…
フラッシュ同士の強さを比較
フラッシュ同士が当たった場合、勝敗はランク(数字)の高さで決まります。

ポーカーにおけるランクの強さは以下の通りです。
2<3<4<5<6<7<8<9<T(10)<J<Q<K<A
上記の画像で言えば、左のハンドで最もランクの高い数字はAで右はKであるため、左のハンドの方が強いことになります。
では、次の場合の勝敗はどうなるでしょう。

上記の場合、プレイヤーAのハンドは「7♠︎・8♠︎・3♠︎・10♠︎・A♠︎」であり、プレイヤーBのハンドは「3♠︎・10♠︎・Q♠︎・K♠︎・A♠︎」です。
お互いフラッシュを揃えており、最もランクの高い数字はボードのAです。
フラッシュ同士の対決で最もランクが高い数字が同じ場合、二番目に強いランクの数字を比較して勝敗を決めます。
すると、プレイヤーAの持つ二番目にランクの高い数字は10、プレイヤーBはKになるため、プレイヤーBの勝利となります。
二番目の数字も同じ場合は、同じように三番目、四番目と比べていきます。
ポーカーのフラッシュが出る確率

ポーカーにおいて、フラッシュが完成すれば勝率はかなり高いですが、フラッシュはどのくらいの確率で出るのでしょうか。
ここでは、フラッシュが出る確率を紹介します

今回は52枚のカードから5枚引いてフラッシュが完成する確率を求めます!
フラッシュが出る確率は、以下の計算式で求めることができます。
フラッシュの遭遇率=フラッシュの全組み合わせ÷52枚から5枚を引いてできる全組み合わせ×100(%)
まずは、フラッシュの全組み合わせを求めます。
フラッシュは、5枚のカードがすべて同じスートの時に成立する役です。
1つのスートにつき13枚のカードがあり、そこから5枚を選べば良いので、以下の計算式が成り立ちます。
【1つのスートでできるフラッシュの全組み合わせ】
13C5=(13×12×11×10×9)÷(5×4×3×2×1)=1,287
1つのスートでできるフラッシュの組み合わせは1,287通りあります。
ただし、1,287通りのフラッシュの中には、ストレートフラッシュとロイヤルフラッシュも含まれています。

1,287通りの中からその2つの役を引かなければいけません!
1つのスーツにつき、ロイヤルフラッシュは1通り、ストレートフラッシュは9通りなので、先ほどの1,287通りから合計10通りを引きます。
【1つのスートでできるフラッシュの組み合わせ(ストレートフラッシュとロイヤルフラッシュを除く)】
1,287-10=1,277
スートは全部で4つ(❤︎・♣️・♠️・♦️)あるため、上記の1,277通りに4を掛け合わせます。
【フラッシュの全組み合わせ】
1,277×4=5,108
フラッシュの全組み合わせは5,108通りになります。
続いて、52枚のカードから5枚のカードを引いてできる全組み合わせを求めます。
計算式は以下のようになります。
【52枚のカードから5枚のカードを引いてできる全組み合わせ】
52C5=(52×51×50×49×48)÷(5×4×3×2×1)=2,598,960
計算で求めたものを初めの計算式に当てはめると、フラッシュが出る確率を求められます。
【フラッシュの遭遇率】
5,108÷2,598,960×100=約0.2%
以上から、フラッシュが出る確率は0.2%となります。
ポーカーフラッシュの関連用語
ここでは、ポーカーのフラッシュに関連する用語を紹介します。

- ストレートフラッシュ
- ロイヤルフラッシュ
- フラッシュドロー
- バックドアフラッシュ
それぞれどういった用語か見ていきましょう。

ポーカー用語集もあるので興味のある方はぜひご覧ください!
ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュは、フラッシュと同時にストレートも成立している役です。

ストレートはカード5枚の数字が連続して成立する役です!
ロイヤルフラッシュ(後述)に次ぐ2番目に強い役で、揃えばほぼ負けないと言って良いでしょう。
ロイヤルフラッシュ

ロイヤルフラッシュは、ポーカーの中で最も強い役です。
「A・K・Q・J・10(T)」の5枚が、すべて同じスートの時にのみ成立します。
遭遇率は0.00015%(100万回に1~2回)であるため、ポーカー歴が長い人でも中々見ることのできない最強の役です。

一度で良いから拝んでみたいな…!
フラッシュドロー

フラッシュドローは、同じスートのカードがすでに4枚揃っており、同じスートのカードを1枚引けば、フラッシュが完成する状態です。
上述した通り、フロップの時点でフラッシュが完成する確率は0.2%とかなり低いです。
一方で、フロップの時点でフラッシュドローになる確率は11%と意外にも高いです。
そして、フロップでフラッシュドローになると、ターンまでは18%、リバーまでは36%の確率でフラッシュが完成します。

フラッシュの手前になる確率は高いのです!
フラッシュドロー時の立ち回り方
フラッシュドロー時の立ち回り方は、自分の手札が何枚関係しているのかによって異なります。
「手札2枚+コミュニティカード3枚」での成立を狙う場合は、相手がフラッシュを成立させる加納氏が低いと考えられます。
「手札1枚+コミュニティカード4枚」での成立を狙う場合、相手と重複しているカードが多いため、自分以外もフラッシュを成立する恐れがある点を考慮すべきです。
なお、コミュニティカードのみでフラッシュが成立した場合、相手も同様にフラッシュを成立させているため、積極的に戦おうとするのは得策ではありません。
同じフラッシュドローでも、その内訳によって次ぎ取るべき戦略を決定していくスタンスが大切でしょう。

フラッシュ成立に自分の手札が多く絡んでいるほうが、有利である可能性が高いと言えますね!
バックドアフラッシュドロー
ターンとリバーの2枚のカードで完成するフラッシュドローのことです。
簡単にいうと「最後の2枚というギリギリで完成するフラッシュ」です。

フラッシュ以外の役でも、ターンとリバーで完成する役は「バックドア」と呼ばれます。

バックドアは「ランナーランナー」とも呼ばれます!
ポーカーのフラッシュに関するQ&A

ポーカーのフラッシュに関してよくある質問を以下にまとめました。

気になるものがあればご参考にしてみてください!
- ポーカーのフラッシュは英語でなんという?
- ポーカーフラッシュのルールを教えてください。
- ポーカーのフラッシュとストレートはどちらの方が強いですか?
- ポーカーのフラッシュでチョップになるのはどんな状態ですか?
- ジョーカーのあるフラッシュとないフラッシュはどっちが強い?
- フラッシュの語源・由来は?
- ポーカーでフラッシュと3カードどっちが強い?
- ロイヤルフラッシュとストレートフラッシュの違いは何ですか?
- フラッシュで同じ点の場合はどうなる?
- プレミアハンドの確率は?
- そもそも、ポーカーの「スート」って何?
- フラッシュドロー(フラドロ)の確率は?
- ポーカーのフラッシュの条件は?
ポーカーのフラッシュは英語でなんという?
フラッシュは英語で”flush“となります。
フラッシュを含む10個の役とその英語表記を以下にまとめましたので、興味のある方はぜひご覧ください。
- ロイヤルフラッシュ:Royal flush
- ストレートフラッシュ:straight flush
- フォーカード:four of a kind(フォー オブ ア カインド)/quads(クワッズ)
- フルハウス:a full house(ア フル ハウス)
- フラッシュ:flush
- ストレート:straight
- スリーカード:three of a kind(スリー オブ ア カインド)
- ツーペア:two pair
- ワンペア:a pair(ア ペア), deuce(デュース)
読み方が同じものもありますが、スリーカードやフォーカードのように異なるものもあります。
ポーカーフラッシュのルールを教えてください。

フラッシュは、5枚のカードがすべて同じスート(絵柄)の場合に成立する役です。

ランク(数字)は揃っていなくても問題ありません!
全10個の役の中で5番目に強い役ですが、遭遇率は0.2%とかなり低いです。
フラッシュ同士が当たった場合、お互いのフラッシュを構成する5枚のカードのうち、最もランクの高い数字を比較して勝敗を決めます。
ポーカーのフラッシュとストレートはどちらの方が強いですか?
フラッシュの方が強いです。
ポーカーの中で、フラッシュは5番目に強い役であり、ストレートは6番目に強い役です。

参考:ポーカーの役早見表|役の強さと確率も画像を使って丁寧に解説
ポーカーのフラッシュでチョップになるのはどんな時ですか?
フラッシュが完成した状態でチョップになるのは、以下の2パターンが考えられます。

- ボードでフラッシュが完成し、同じスートを持つプレイヤーがいない場合
- ボードでフラッシュが完成し、同じスートを持っていたとしても、ボードにある5枚のカードのランクより、自分の持つカードのランクの方が低い場合
上記の場合、チョップとなりポットは分配されます。
引き分けになり、ポットを分割して両者に分配すること。
ジョーカーのあるフラッシュとないフラッシュはどっちが強い?
ジョーカーを使っているかどうかは、フラッシュの強さに関係がありません。
たとえば、ジョーカーのある方とない方が、それぞれ以下のフラッシュを作ったとします。

- ある方:Jo,K,10,7,4
- ない方:A,K,J,5,3
ジョーカーは何にでもなれるワイルドカードなので、上の例の場合は「A」とします。
すると、AとKまでは互角なので、3枚目の強さで勝負が決まります。
3枚目は10とJなので、Jの「ジョーカーがない方」が勝ちます。
ジョーカーがなかったから勝ったのではなく、あくまで「3枚目が強かったから」勝ったわけです。
同様に、3枚目も互角であれば4枚目・5枚目まで見ていきます。

絵柄(マーク)による強弱はないため、数字の組み合わせが同じであれば引き分けとなります!
フラッシュの語源・由来は?
フラッシュの語源・由来は英語の「flush」です。
flushの語源はラテン語のfluxusで、この単語はflow(流れ)やflood(洪水)などの単語と共通点があります。

つまり「水が満ちている」というイメージで「同じスート(マーク)の手札があふれるように手元に揃っている」という意味の可能性があります。
ポーカーでフラッシュと3カードどっちが強い?
フラッシュと3カードでは、フラッシュの方が強いです。

3カード(スリーカード)がAであってもフラッシュが上です。

スリーカードより強いハンドで一番揃いやすいのは、ストレートです!
ロイヤルフラッシュとストレートフラッシュの違いは何ですか?
ロイヤルフラッシュとストレートフラッシュの違いは「10、J、Q、K、Aかどうか」です。

「10、J、Q、K、A」で構成されているストレートフラッシュが、ロイヤルフラッシュ(ロイヤルストレートフラッシュ)です。
ただのストレートフラッシュであれば、スート(柄)と数字が揃っていれば、どの数字5つでもかまいません。

ロイヤルフラッシュは日本の素人の間では一般的に「ロイヤルストレートフラッシュ」と呼ばれます!
フラッシュで同じ点の場合はどうなる?
フラッシュで同じ点(同じ数字)の場合は引き分けとなります。

ポーカーで引き分けのことはチョップと言います。
数字が違う場合は、数字が大きい方の勝ちです。

フラッシュはストレートのように数字が連続していないので、一番強いカードの数字で決めます!
プレミアハンドの確率は?

プレミアハンドの確率は「4.6%」です。
ポーカーのプレミアハンドとは、以下の9つのハンドのことです。
- TT
- JJ
- KK
- AA
- AKs
- AKo
- AQs
- AQo
AKとAQは強いカードですが揃っていないのでTTやJJよりも下になります。
AKsやAQsの小文字の「s」はsuit(スート=絵柄)が同じという意味です。
AKoやAQoの小文字の「o」はoff suite(オフスート=絵柄が違う)という意味です。
AKsもAkoもどちらも一言でいえば「AK」です。

上記9種類のプレミアハンドが出る確率は、4.6%ということです。
そもそも、ポーカーの「スート」って何?
ポーカーでたびたび出てくる「スート」とは、トランプのカードに描かれた以下の4種類のマークのことです。
- ハート(♥)
- ダイヤ(♦)
- クラブ(♣)
- スペード(♠)
スートはポーカーにおいて役の完成に関わることも多い重要な要素です。
フラッシュもまさにその1つであり、手札5枚すべてが同じスートになることで完成します。

最初スートスートって言われてなにか分からなかったんだよね

ポーカーでよく使われる言葉の意味は、ある程度しっかりと理解しておいた方が良いですね!
フラッシュドロー(フラドロ)の確率は?
フラッシュドロー(フラドロ)になった場合、フラッシュが成立する確率は、ターンまでの場合で18%、リバーまで場合で36%と言われています。
そもそもフラッシュドローとは、「もう一枚でフラッシュが成立する状態」を指す言葉です。
フロップの時点でフラッシュドローになる確率は11%です。
フラッシュが成立する確率は、先ほど言った通り0.2%と非常に少ない(500回やって1回の割合)ものです。
フラッシュドロー状態まで行くと、フラッシュ成立の確率が跳ね上がっていることが分かるでしょう。

フラッシュドローまで行く確率は意外と高いのね

こういった確率を押さえておくことも、ポーカー上達に重要なポイントですね!
ポーカーのフラッシュの条件は?
ポーカーのフラッシュは、手札のカード5枚がすべて同じスートでそろっている場合に成立する役です。
数字の順番や連続の有無は、特に関係ありません。
また、もしフラッシュの条件を満たした上に5枚の数字が連続している場合は、ストレートフラッシュが成立します。
例えば、「♥4、♥5、♥6、♥7、♥8」の場合、スートがハートでそろっているだけでなく数字も連続しているので、ストレートフラッシュの成立です。

1つずつ考えていくと、役の条件や強さは意外に覚えやすいんですよね。
【まとめ】ポーカーのフラッシュについて

今回は、ポーカーのフラッシュについて紹介しました。
フラッシュは、同じスートのカードが5枚揃った時に成立する役のことです。
フラッシュ同士が当たった場合、フラッシュを構成するカードの中で最も高い数字を比較して勝敗を決めます。
フロップの時点でフラッシュが完成する確率は1%未満ですが、フラッシュドローになれば、18~36%の確率で完成します。
ポーカーをしている中でフラッシュドローになったら、積極的にフラッシュを狙ってみてください。

他の役についてはポーカーの役早見表でまとめて紹介しています!

