Exnessのレバレッジは何倍?
無制限レバレッジは誰でも使える?
最大レバレッジが「無制限」であることで有名なExness(エクスネス)。
このExnessのレバレッジについて「誰でも無制限で使えるのか」「全体のルールはどうなっているのか」ということが気になる人は多いでしょう。
この記事では、これらの疑問や関心にお応えして「レバレッジが無制限になる条件」や「商品別・タイミング別などの全てのレバレッジ制限のルール」をまとめていきます。
Exnessのレバレッジに関心を持っている方には、きっと役立てていただけるでしょう。
- Exnessの無制限レバレッジには「開放条件」がある
- 10回以上取引をし、取引量が合計5Lot以上になること
- 有効証拠金は999ドルまで(約15万円未満まで)
- 仮想通貨やCFD銘柄はそれぞれの制限がある
- 週末や指標発表などのタイミングでも制限がかかる
Exness(エクスネス)のレバレッジの概要
Exness(エクスネス)のレバレッジの概要をまとめると、以下の通りです。
- 最大レバレッジは「無制限」
- 条件をクリアしなければ最大2000倍
- 扱う商品や取引のタイミングごとに制限がある
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
最大レバレッジは「無制限」
Exnessの最大レバレッジは無制限です。
このことは、Exness公式サイトの以下のヘルプページでわかります。
「利用する方法」と書かれている通り「条件をクリアしたら無制限」というルールになっています。
条件をクリアしなければ最大2000倍
所定の条件をクリアしていない場合、Exnessの最大レバレッジは2000倍です。
これは、以下のヘルプページでわかります。
【参考】必要証拠金とは| Exness
少々わかりにくいものの「レバレッジ1:2000」という言葉が随所に登場しており、これは「レバレッジ2000倍」の意味です。
最大2000倍でも十分に大きいのですが、条件を満たすまではこの制限があるということです。
扱う商品や取引のタイミングごとに制限がある
売買する商品や、取引をするタイミングによっても最大レバレッジは変わります。
この変わる条件と最大レバレッジを一覧にすると、以下の通りです。
- 取引商品別:20倍〜無制限
- 証拠金残高別:500倍〜無制限
- 経済指標の発表前後(20分間):200倍
- 貴金属(平日朝の30分間):1,000倍
- 米国株(特定の20分間):5倍
- 週末祝日(クローズ前・オープン後):200倍
これらの条件については、後ほど詳しく解説していきます。
Exness(エクスネス)のレバレッジ無制限の条件
Exness(エクスネス)でレバレッジを無制限にするための開放条件は、以下の3つです。
(3つとも満たす必要があります)
- 有効証拠金を1,000USD未満に抑える
- 最低10回のトレードをする
- 合計の取引量が5ロット以上である
それぞれの条件について詳しく解説していきます。
有効証拠金を1,000USD未満に抑える
まず、有効証拠金(元金)を1,000USD未満に抑える必要があります。
つまり「999USDまで」に抑えます。
1,000USDは「1ドル150円」とすると「15万円」になります。
そのため「15万円未満に抑える」と考えてください。
金額に制限があるのは「大きな金額で無制限レバレッジをかけるのは危険」であるためです。
本人も危険ですし、Exnessの方もゼロカットの責任を負い切れなくなり、他のユーザーにも迷惑がかかるため「1,000USD未満」というルールがあるのです。
最低10回のトレードをする
1,000USD未満の状態で、10回以上の取引をする必要があります。
公式サイトの説明では「決済済み取引の数が10以上」となっています。
指値注文は対象外であるため「成行注文」を10回以上する必要があります。
合計の取引量が5ロット以上である
10回という回数だけでなく「合計の取引量が5ロット以上」という条件もあります。
合計の量が重要なのは、10回という回数だけなら「1,000円で10回」などの小額の取引で、簡単にクリアできてしまうためです。
Exnessの1ロットは「10万通貨」であるため、5ロットは「50万通貨」です。
たとえばドル円のトレードで「ドル買い」を50万通貨するということは「1ドル150円×50万」なので、7,500万円となります。
10回の取引での合計取引量がこの金額になればいいので、単純計算で「750万円の売買を10回繰り返す」(買って売る1往復を5回=5往復繰り返す)ということです。
そして、制限解除までの間も、レバレッジ2000倍は使えます。
ということは、750万円の取引は、元金が3,750円あればできるわけです。
ただ、実際にこのように2,000倍で取引をすると、わずかな下落で元金が全て消えてしまい、強制ロスカットとなります。
そのため、3,750円の元金だけで無制限レバレッジを開放させるには、相当な強運が必要です。
このため、ある程度の元金は必要ですが、たとえば「75万円に10倍のレバレッジ」で、10往復の取引をさせることはできる、というわけです。
Exness(エクスネス)の取引商品別レバレッジ一覧
Exnessの最大レバレッジは「取引する商品のジャンル」によっても変わります。
その商品のジャンルと最大レバレッジを一覧にすると、以下の通りです。
- 外国為替FX:200倍〜無制限
- 仮想通貨:20倍〜400倍
- CFD銘柄:20倍〜無制限
それぞれの制限について詳しく解説していきます。
外国為替FX:200倍〜無制限
Exnessのメインである外国為替証拠金取引(FX)の場合、最大レバレッジは以下の通りです。
取引商品 | 最大レバレッジ |
---|---|
外国為替FX(メジャー通貨) | 無制限 |
外国為替FX(マイナー通貨) | 無制限 |
外国為替FX(エキゾチック通貨) | 200倍 |
「マイナー通貨」まで無制限であるため「ほとんどの通貨ペアは無制限で取引できる」と考えてください。
「超マイナー」というべき「エキゾチック通貨」のペアになると、最大200倍に制限されます。
仮想通貨:20倍〜400倍
仮想通貨の銘柄別の最大レバレッジは、以下の通りです。
取引商品 | 最大レバレッジ |
---|---|
ビットコイン・イーサリアム | 400倍 |
リップル・ライトコイン・ビットコインキャッシュ | 200倍 |
上記以外の仮想通貨ペア | 20倍 |
仮想通貨の制限が厳しいのは、外貨よりも相場の変動が激しいためです。
CFD銘柄:20倍〜無制限
CFD銘柄の最大レバレッジを商品別で一覧にすると、以下の通りです。
取引商品 | 最大レバレッジ |
---|---|
ゴールド・シルバー | 無制限 |
プラチナ・パラジウム | 100倍 |
原油・ブレント原油 | 200倍 |
株式指数(NYダウ・S&P500・ナスダック) | 400倍 |
NYダウ・S&P500・ナスダック以外の株式指数 | 200倍 |
株式投資(米国個別株) | 20倍 |
ゴールドとシルバーのみ、外国為替と同じく無制限になっています。
特にゴールドは「有事の金」という言葉もある通り、相場の変動が比較的小さいためです。
その他のCFD銘柄は、全体的に仮想通貨と同等の厳しさになっています。
Exness(エクスネス)のレバレッジ制限
Exness(エクスネス)の最大レバレッジは、さまざまな条件ごとに制限があります。
その条件と最大レバレッジの範囲を一覧にすると、以下の通りです。
- 証拠金残高別:500倍〜無制限
- 経済指標の発表前後(20分間):200倍
- 貴金属(平日朝の30分間):1,000倍
- 米国株(特定の20分間):5倍
- 週末祝日(クローズ前・オープン後):200倍
それぞれの制限について詳しく解説していきます。
証拠金残高別:500倍〜無制限
Exnessのレバレッジ制限は、証拠金の残高によっても異なり、一覧にすると以下の通りです。
有効証拠金残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
999ドルまで | 無制限(21億倍) |
1,000ドル〜4,999ドル | 2,000倍 |
5,000ドル〜29,999ドル | 1,000倍 |
30,000ドル以上 | 500倍 |
無制限になるのは999ドルまでで、その後は金額が増えるごとに下がり、3万ドル以上(約450万円以上)になると、500倍という一般的な最大レバレッジになります。
経済指標の発表前後(20分間):200倍
経済指標(経済ニュース)が発表される前後にも、レバレッジ制限があります。
「発表15分前から、発表5分後」という時間で、合計20分間です。
この制限がかかるのは「その指標に関連する銘柄」のみです。
たとえばEUの経済指標が発表される場合は、制限がかかるのは基本的にユーロや、それに関係する通貨ペアのみとなります。
対象となる指標と銘柄については、Exness公式サイトの「経済指標カレンダー」のページで確認できます。
貴金属(平日朝の30分間):1,000倍
ゴールドやシルバーなどの貴金属は、平日朝の30分間、最大レバレッジが1,000倍に制限されます。
具体的には、平日の「06:29〜06:59」という30分間です。
(サマータイム期間中は05:29〜05:59)
この理由は、貴金属の相場は朝一番で大きく動くことが多いためです。
米国株(特定の20分間):5倍
Exnessの米国株はもともと「最大20倍」とレバレッジ制限が厳しいのですが、特定のタイミングでは「最大5倍」とさらに厳しくなります。
具体的には以下のタイミングで最大5倍になります。
- 企業決済の発表日前後
- 平日のクローズからオープンの間
発表日前後は「クローズ6時間前から、オープン後20分間」、平日は「クローズ15分前からオープン後20分間」に制限がかかります。
発表日は当然「その企業や、関連企業の銘柄」が制限されます。
平日の制限は全ての銘柄が対象です。
週末祝日(クローズ前・オープン後):200倍
週末や祝日も、その「休みの間」に相場が大きく動くため、前後で制限がかかります。
「クローズ前3時間」と「オープン後2時間」が制限のかかる時間で、この時間は最大レバレッジが200倍になります。
この条件は取引銘柄などに関係がないため、Exnessのレバレッジ制限の中で、最も多くのトレーダーに影響するものといえるでしょう。
Exness(エクスネス)のレバレッジについてのQ&A
- Exnessの最大レバレッジは何倍ですか?
-
無制限です。
正確には「21億倍」ですが、100円でも2,100億円という日本トップレベルの超富裕層になる倍率なので、事実上「無制限」といえます。
- Exnessのドル円の最大レバレッジは何倍ですか?
-
ドル円の最大レバレッジも無制限です。
メジャー通貨だけでなく、マイナー通貨もすべて最大レバレッジ無制限となっています。
エキゾチック通貨は最大200倍です。
- プロ口座の最大レバレッジは何倍ですか?
-
プロ口座の最大レバレッジも無制限です。
無制限になるための条件も、他の口座と同じです。
- Exnessのレバレッジはどこで確認できますか?
-
「マイページ⇒歯車マーク⇒最大レバレッジの変更」の手順で確認できます。
- Exnessのレバレッジは変更できますか?
-
できます。
変更するにはまず「マイページ」にログインします。
変更したい口座の横にある「歯車のアイコン」を選択し「レバレッジの変更」から手続きをしてください。
- Exnessのレバレッジ無制限は、MT5でもできますか?
-
MT5(MetaTrader5)でもMT4(Meta Trader4)でも、どちらでも使えます。
- Exnessのレバレッジ無制限の使い方は?
-
人によりますが、レバレッジ無制限だと「わずかに不利な相場になっただけで、ロスカットで退場」することになります。
つまり「何度も勝つ」ことはほぼ期待できません。
そのため「最初の1回で大きく勝つ」ことを目指します。
具体的には「小額入金×最大ロット」でエントリーし、一発勝負で「爆益」を狙うやり方が人気です。
- Exnessのレバレッジ取引で借金をすることはある?
-
ゼロカットシステムがあるため、借金を背負うことはありません。
どれだけ損失を出しても「元金がゼロになるだけ」で済みます。
- Exnessで1万円チャレンジはできますか?
-
1万円を10倍から100倍程度まで増やす1万円チャレンジは、十分に可能です(もちろん相場によります)。
この場合、最初の「最大2000倍」というレバレッジ制限のままでも挑戦できるので、無制限開放の条件を満たす必要はありません。
【まとめ】Exness(エクスネス)のレバレッジ
Exnessの最大レバレッジは無制限ですが、実際に無制限で運用すると「わずかな下落ですぐ退場になってしまう」ものです。
そのため、無制限のまま利益を出すのは「完全な一発勝負」であり、超短時間で行うギャンブルと考えてください。
もちろん、小額の入金であればリスクも限定されるため、FXの経験値を上げるための「練習」として試してみるのも一つの選択肢といえるでしょう。
Exnessには入金ボーナスなどのウェルカムボーナスも豊富に揃っているため、関心がある方はぜひ下の公式サイトで詳細をチェックしてみてください!
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