海外FXのCFDとは|特徴・おすすめの海外FX業者を紹介

CDFの特徴

そもそもCFDって何?

海外FXを通してCFD取引ができるの?

多くの海外FXでは、CFD商品も同時に取引することが可能です。

CFDとは差額決済取引のことで、現物を保有せずに証拠金を預けるのみで差額を利益として得る取引方法です。

海外FXを通してCFD取引をおこなうことで、ボーナスを受け取りながら取引できたり、高いレバレッジをかけながら取引ができたりとメリットが豊富です。

ここでは海外FXのCFD取引について、基本情報からおすすめの海外FX業者を紹介します!

この記事でわかること
  • 海外FXのCFD取引は24時間可能
  • 高いレバレッジをかけながらCFD取引ができる
  • 貴金属類や株価指数、エネルギー、コモディティ商品、仮想通貨などが代表的なCFD商品
  • CFDをするのにおすすめの海外FX業者3選
Axiory
目次

海外FXのCFDとは

海外FXのCFDとは

「Contract For Difference」の頭文字を取ったCFD取引は、日本語で「差金決済取引」と呼ばれます。

売買時と決済時のレートの差額分を利益として得る取引方法で、その中でも為替に投資して利益を得るものがFXです。

主に株価指数、コモディティ、原油、金など幅広い対象がCFDに含まれ、FXもCFDの一つとカウントされるのです。

CFDのグループに含まれる海外FXでは、その中で更にCFD銘柄の取引を同時にすることが可能です。

海外FXにおけるCFDの特徴

海外FXにおけるCFDの特徴

CFDの仲間である海外FXは、その他CFDの取引対象にはない特徴があります。

FXでは取引対象の現物を所有せずとも金融商品などを取引できるため、多くのトレーダーに人気の投資ツールとなっています。

ここでは、海外FXのCFDの特徴をそれぞれ解説していきます。

海外FXのCFDの特徴
  • 平日であれば24時間取引できる
  • 売買どちらからでも取引できる
  • レバレッジをかけることができる
  • CFDと現物取引の違い

平日であれば24時間取引できる

メンテナンス時を除き、海外FXは平日24時間のトレードが可能です。

FX市場はニューヨークやロンドン、東京、シドニーなどの世界中でオープンされているため、原則24時間好きなタイミングで取引することができるのです。

そのため、トレードが平日の日中に限られている株取引などに比べると会社員の方や学生の方にとって、FXは自由度が高く魅力的なポイントです。

ただし、相場の動きは各都市の市場オープン時に活発になるため、トレードをおこなう時間帯には注意しましょう。

売買どちらからでも取引できる

CFDは売りからでも取引を開始することが可能です。

トレーダーの分析により価格が下がることを予想した下降相場で、今後の更に価格が下がったタイミングで買いとするポジション決済をすることで利益となる差額が生まれます。

レバレッジをかけることができる

海外FXではCFD商品にレバレッジをかけながらトレードすることができます。

特に海外FXは国内FXと比べて高いレバレッジをかけながらトレードすることができるため、中・上級者トレーダーの方におすすめです。

ただし、海外FXではゼロカットシステムが採用されているのが一般的なため、初心者トレーダーでも安心してハイレバレッジトレードが可能です。

ゼロカットシステムとは、トレーダーに損失額が発生してしまった場合にFX業者がその分を肩代わりしてくれるシステムです。

CFDと現物取引の違い

CFD商品のトレードをする際は、証拠金を預けた後に銘柄の売買がおこなわれ、差額が発生した分を利益・損失として受け取ります。

現物取引の流れは、一般的に現物の株式を購入し、保有した後に売却し合計代金を受け取ります。

CFD取引は差額で決済するトレードであるため、現物の購入や売却はありません。

海外FXの代表的なCFD商品

海外FXの代表的なCFD商品

海外FXで取引可能なCFD商品は通貨のみに限りません。

国内FXでも様々なCFD商品を取引することが可能ですが、海外FXの方がより多くの銘柄を揃えており、かつ高いレバレッジをかけながら取引できるためメリットが高いです。

ここからは、通貨以外で取引可能な海外FXのCFD商品を解説していきます。

海外FXの代表的なCFD商品
  • 貴金属類
  • 株価指数
  • エネルギー
  • コモディティ商品
  • 仮想通貨

貴金属類

金やプラチナ、シルバーなどの貴金属は、海外FXで取引可能なCFD商品の一つです。

CFD取引の中でもトップを争うくらいの人気商品で、特にゴールドは安定性が高く景気が不安定な時は価格が上がる傾向です。

また、株価が下がっているときもゴールドの価格は上がる傾向があるため、CFD商品の中でも人気があります。

株価指数

ある取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを反映させたものが株価指数です。

世界の代表的なものはアメリカのダウS&P500が挙げられます。

米国株は過去のレートから現在まで長期的に見ると数十年間上昇しており、多くの投資家が今後も上がり続けていくだろうと期待しています。

株価指数は市場全体の動向に沿って反映されていくため、個々の企業の株価と比較した場合に値動きが緩やかであるということも特徴です。

国内の代表的な株価指数は、日経平均株価(日経225)や東証株価指数(TOPIX)などがあります。

エネルギー

天然ガスや原油などの世界的なエネルギー資源もCFD商品として取引することができます。

エネルギーCFDの価格は、世界全体のエネルギー需要と連動しているため、今後の世界的なエネルギー需要と供給の動きを分析して取引していくとよいでしょう。

特に原油の場合は、世界景気が安定している時にはエネルギー需要も上がるため、価格も上昇します。

反対に不景気の時は価格が下がる傾向が過去のレートから分かります。

天然ガスは、環境に優しいという理由から今後も需要が上昇し、安定性も高くなると専門家から予想されています。

コモディティ商品

海外FXで取引可能なコモディティとは、農産物や穀物などが対象となります。

飼育牛や赤身豚、大豆、トウモロコシ、コーヒーなどが含まれます。

原産地の天候や国の政治の動きによって輸出・輸入量が影響するため、同時に値動きにも変動が起こります。

常に世界情勢をチェックしながら取引をすることが必要です。

仮想通貨

仮想通貨は海外FXの中で取引できるCDF商品の中でも、ボラティリティが非常に高いということが特徴です。

ボラティリティが高いということで短期間で利益を大きく得ることができる可能性があります

ただし、同時に一気に価格が暴落する可能性も持ち合わせているため注意も必要です。

ボラティリティとは、価格変動の度合いを指す用語です。ボラティリティが大きいということはレートの上昇・下降の波が大きいということです。

海外FXでCFDを取引するデメリット

海外FXでCFDを取引するデメリット

海外FXでCFD取引にはメリットもありますが、デメリットもあります。

海外FXCFD取引のデメリット
  • スプレッドが広い
  • レバレッジ制限を受けやすい
  • 取引数量が分かりづらい
  • 情報源が少ない

CFD銘柄はレバレッジ制限を受けやすい傾向がある他、取引数量が特殊な数値に設定されているなど、初心者には難しいポイントが多数あります。

ここからは、海外FXでCFD取引をするデメリットを詳しく説明します。

スプレッドが広い

海外FXでCFD取引をする場合、スプレッドの値がかなり広く設定されるケースがあります。

スプレッドが広がってしまうと利益を失いやすくなってしまいます。通貨ペアに比べてかなりスプレッドが広い銘柄もあるため注意が必要です。

CFDはスプレッドの値がかなり厳しい銘柄も数多く揃っており、中には20pipsを超えるような数値もあります。

通常のスプレッドでかなり厳しい数値に設定されている点を踏まえると、トレードの際に失う資金が増えてしまい、通貨ペアをトレードするよりも負担が増えてしまうのです。

CFD取引はスプレッドを狭くする方法が基本的にないため、少しでも損失を出さないようにトレードしていく方針を取らなければなりません。

レバレッジ制限を受けやすい

海外FXはレバレッジが高くなっていますが、CFD取引に関してはレバレッジ制限を受けやすくなっています。

一般的に海外FXはレバレッジ1,000倍などの数値を誇っていますが、CFD取引になると200倍や100倍などの制限を受けてしまうのです。

銘柄ごとにレバレッジ制限が設けられている関係で、CFDの中にはレバレッジが50倍程度しか適用できないものもあります。

CFDのレバレッジ制限は他のレバレッジ制限よりも優先して適用されるため、高いレバレッジを希望したとしても認められません。

証拠金もCFDは多くなる傾向がありますので、事前に多くの資金を準備するなどして対応できる状況を作ってください。

CFDは通貨ペアと同じように考えていると証拠金不足に陥ってしまいます。なるべく証拠金は多めに準備して対応してください。

取引数量が分かりづらい

CFDは取引数量が分かりづらいデメリットを持ちます。

通貨ペアの場合は1ロットなどの取引数量で表記されるのですが、CFDの場合はロットという単位を使わない銘柄もあるため分かりづらいのです。

取引数量とは保有している銘柄の数を表す用語です。通貨ペアの場合はロットを採用するケースが多いものの、CFDはそれぞれの銘柄が用いる単位で表記されます。

通貨ペアの1ロットに該当する取引数量が分かりづらいという問題を抱えているため、どれだけの数量を取引すればいいのか判断しづらいのがデメリットです。

事前に取引数量について調べておく必要があり、安心して取引できる環境を整備することが求められます。

取引単位を調べておくと安心して取引できる状況を作れます。まずは銘柄ごとの単位を調べ、1ロットに該当する数量を把握するのがおすすめです。

情報源が少ない

CFDは通貨ペアに比べて情報量が少なく、海外FXでも情報を手に入れるのは困難です。

CFDの情報を提供しているサイトが少ないため、初心者は情報源を得るのに苦労します。通貨ペアと違って解説してくれるサイトが少ないのもマイナス材料です。

情報量が少ないためにトレードの方向性を得るのが非常に難しく、見ているだけでは理想的な方向が見えてこないという問題も抱えています。

CFDごとに長期間の価格推移を見ながら情報を収集し、現在の取引がどの方向に向かっているのか確認していく必要があります。

CFDによっては海外のサイトを見て情報収集する場面もあります。日本国内の情報源だけではなく、海外の情報源も有効に利用してトレードを成功させましょう。

CFDをするのにおすすめの海外FX業者

CFDをするのにおすすめの海外FX業者

全ての海外FX業者がCFD商品のトレードをすることができるとは限りません。

事前にどのCFD商品を保有していきたいのかを明確にしておき、海外FXの公式サイト内で扱われているかどうかを予め確認しておきましょう。

ここからは、多くのCFD商品の取引が可能な日本人向けの海外FX業者を紹介します。

Axiory

Axiory

Axioryでは150種類以上のCFD取引が可能です。

他の海外FX業者と比較してみても、幅広いCFD商品が用意されていますが、最大レバレッジは高くはありません。

ただし、国内FXで取引できるCFD商品の最大レバレッジは20倍までと制限されているため、最大100倍までのレバレッジは決して低い数字ではありません。

FX初心者から上級者まで多くの日本人トレーダーが登録している安全な海外FX業者の一つです。

CFD銘柄数150種類以上
取引可能なCFD商品:最大レバレッジ貴金属類:100倍株価指数:100倍エネルギー:20倍
金融ライセンス国際金融サービス委員会(FSC)
日本語カスタマーサポートメールライブチャット(平日9:30~23:30)

XM

XM

XMではCFD商品の最大レバレッジが他の業者と比べても高いのが特徴です。

もちろん1倍からの取引も可能なため、柔軟で安心しながら取引をしていくことが可能です。

XMは海外FXの中でもトップを争うくらいの日本人トレーダーから人気があります。

また、ボーナス内容や日本語カスタマーサポートなどにも定評があります。

日本語対応のカスタマーサポートは、メールとライブチャットが平日24時間利用することができます。

何かトラブルが発生しても直ぐに繋がるサポートがあると安心です。

CFD銘柄数60種類以上
取引可能なCFD商品:最大レバレッジ貴金属類:1,000倍株価指数:200倍エネルギー:66.7倍コモディティ:50倍仮想通貨:250倍
金融ライセンスセーシェル金融庁モーリシャス金融サービス委員会
日本語カスタマーサポートメール / ライブチャット(平日24時間)

FXGT

FXGT

FXGTのCFD商品は高すぎず、低すぎないレバレッジをかけながら取引をおこなうことができます。

他の海外FX業者と比較した際に、特に仮想通貨の取引をしたいトレーダーに人気が高いです。

FXGT内で取引することが可能な仮想通貨の銘柄は30種類以上と豊富に用意されており、かつ最大レバレッジも1,000倍であるため申し分ありません。

もちろん仮想通貨以外のCFD商品も幅広く取引していきたい方にとって、おすすめの海外FX業者です。

CFD銘柄数75種類以上
取引可能なCFD商品:最大レバレッジ貴金属類:1,000倍株価指数:100倍エネルギー:100倍仮想通貨:1,000倍
金融ライセンスセーシェル金融庁キプロス証券取引委員会
日本語カスタマーサポートメール / ライブチャット(365日24時間)

海外FXのCFDに関してのQ&A

海外FXのCFDに関してのQ&A

CFDの最大の魅力はなんですか?

海外FXのCFD商品には、レバレッジをかけながら取引することが可能です。

国内FXのレバレッジは最大で20倍と制限されているため、ハイレバレッジトレードが可能ということが魅力的なポイントです。

また、世界の情勢によって値動きが反応するため、世界経済や政治などの分析が得意なトレーダーにとって有利です。

世界経済に詳しい方は、あらゆるCFD資産に投資していくことで利益を得ていくことができるでしょう。

CFDの税金はどのくらいかかりますか?

海外FXのCFD取引から得た利益は雑所得に含まれます。

雑所得にかけられる税金は所得税と住民税で、稼いだ額によって税率が変動する累進課税によって納税額が決まる仕組みとなっています。

所得税は5~45%、住民税は一律10%であるため、合計して15~55%までの税率が利益にかけられます。

CFDでレバレッジを掛けないことはできますか?

CFD取引は、1倍のレバレッジから取引可能です。

高いレバレッジをかけながらトレードすることに抵抗がある方や、まだトレード初心者の方などは慣れるまでは1倍からレバレッジをかけていくことをおすすめします。

ハイレバレッジトレードによって大きく利益を出していくことができますが、反対に大きく損をしてしまう可能性もあるからです。

海外FXではトレーダーの損失を負担してくれるゼロカットシステムがあるため、過度に心配しすぎる必要はなさそうですね。

【まとめ】海外FXのCFDについて

【まとめ】海外FXのCFDについて

海外FXでは貴金属やエネルギー資源、株価指数、コモディティ、仮想通貨などのCFD商品も取引することが可能です。

海外FXを通して取引をおこなっていくことで、24時間いつでも好きなタイミングで高いレバレッジをかけながら差額決済できることが魅力的なポイントです。

海外FX業者ごとに取り扱っているCFD商品や各レバレッジの制限には違いがあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

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