FXのチャートパターンには何がある?
チャートパターンの見方を知りたい!
海外FXでも国内FXでも、FXのチャートパターンは共通しています。
代表的なパターンは18種類ありますが、これらのパターンを覚えることで、相場の動きをより正確かつナチュラルに感じ取れるようになります。
この記事では、そのような18種類のFXのチャートパターンを、図解のイラストと共にわかりやすく説明していきます。
「FXのチャートパターンを正確に読み取れるようになりたい」という方には、きっと役立てていただけるでしょう。
- FXのチャートパターンは、大別して2種類に分かれる
- ①転換型は、トレンドの「反転」を予測する
- ②保ち合い型は、トレンドの「継続」を予測する
- 転換型8種類と保ち合い型10種類で、合計18種類ある
- チャートパターンは支持線などのラインを引くことで分析しやすくなる
- そのような機能が充実したチャート画面を使えるFX会社がおすすめ
- 海外FXなら『XM Trading』のチャート画面が特に使いやすい
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海外FXのチャートパターンは2種類に大別できる
FXのチャートパターンは「転換型」と「保ち合い型」の2種類に大別できます。
それぞれの違いを簡単に書くと、以下の通りです。
- 転換型:トレンドの「反転」を予測する
- 保ち合い型:トレンドの「継続」を予測する
ここでは、それぞれの意味を簡単に解説します。
転換型:トレンドの「反転」を予測する
転換型は、ここまで起きているトレンドの「反転」を予測できるものです。
トレンドとは「上昇トレンド」や「下降トレンド」のことで、上昇トレンドが反転すれば下降トレンドになります。
わかりやすいのは上の『ヘッド・アンド・ショルダー・トップ』です。
2回連続で高値を更新し「上昇トレンド」であったものの、その更新が終わり、スタート地点というべき「ネックライン」よりも下がったので「ここからは下降トレンド」と判断されます。
保ち合い型:トレンドの「継続」を予測する
保ち合い型は、それまでに続いていたトレンドの「継続」を予測するものです。
最もわかりやすいパターンは、下の『上昇ウェッジ型』です。
見ての通りずっと上昇トレンドが続いていますが、上げ幅は徐々に小さくなっています。
そして、2本の線が接近し「ここから先、まだ上がるか下がるかわからない」という局面になります。
そこから上に抜けたら「トレンドは継続する」と判断され、下に抜けたら「トレンドは終了」と判断されます。
なお、トレンドが終了するということは、横ばいになる可能性もありますが、反転して逆方向に行くことも当然多くあります。
そういう意味では、保ち合い型も「反転」を予測できます。
転換型との決定的な違いは、決定的な変化のシグナルが出る前に保ち合い(ジグザグ相場)が、ある程度長く続いたかどうか、といえるでしょう。
たとえば、この『上昇ボックス型』も保ち合い型のパターンですが、転換型と比べて「変化が出る前の拮抗状態が長い」ことがわかるでしょう。
【転換型】海外FXのチャートパターン・8種類
転換型のFXのチャートパターンには、以下の8種類があります。
- ヘッド・アンド・ショルダー・トップ(三尊天井)
- ヘッド・アンド・ショルダー・ボトム(逆三尊)
- ダブル・トップ
- ダブル・ボトム
- トリプル・トップ
- トリプル・ボトム
- ソーサー・トップ
- ソーサー・ボトム
それぞれのチャートパターンについて詳しく解説していきます。
ヘッド・アンド・ショルダー・トップ(三尊天井)
『ヘッド・アンド・ショルダー・トップ』は『三尊天井』とも呼ばれるチャートパターンです。
このパターンが意味するのは「上昇トレンドの終わり」です。
「上昇トレンドが終わった」と言える理由は、高値3が高値2よりも落ちているためです。
「上がり始めたのに、前回の上昇=高値2よりも低めで終わった」ということは「市場がもう、この銘柄に期待していない」ということです。
ということは、次の「高値4」は、高値3よりも下がる可能性が高いといえます。
絶対ではありませんが「確率としてはそちらの方が高い」ということで、無難に攻めるならそう考えるべき、ということです。
ちなみに『ヘッド・アンド・ショルダー・トップ』という名前の由来は、3つの山が「左肩・頭・右肩」に見えるためです。
そして『三尊天井』といわれる理由は、釈迦三尊像のように「仏様が3体並んでいるように見える」ためです。
ヘッド・アンド・ショルダー・ボトム(逆三尊)
『ヘッド・アンド・ショルダー・ボトム』は、別名で『逆三尊』と呼ばれるパターンです。
このパターンは「下降トレンドの終わり」を意味します。
「ヘッド〜」の部分の意味は先ほどと同じで、向きが下向きになっているため「ボトム」といいます。
下降トレンドが終わったといえる理由は、安値3が安値2より上がっているためです。
「下がり始めても、前回=安値2ほどは下がらなかった」ということは「この銘柄は期待されている」といえます。
そのため、絶対ではないものの「下降トレンドは終わった確率が高い」と考えられるわけです。
ダブル・トップ
『ダブル・トップ』は、見ての通り「山が2つあるチャートパターン」です。
これは「上昇トレンドの終わり」を意味します。
当然ながら、上の図の「売りのシグナル』の部分に来ただけでは、まだ本当に売りかわかりません。
1つ前の谷間の部分では、このネックラインから反発して上がったわけです。
ということは、このライン上にあるうちはまだ「上昇トレンドが終わった」とは言えません。
「終わった」といえるのは、このラインを過ぎて下落してからです。
「さっき反発して上がったラインで、今度は上がらなかった」ということは「このまま落ちていく可能性が高い」「少なくとも上昇トレンドは終わった」と判断されます。
(もちろん、これも絶対ではありません)
ダブル・ボトム
『ダブル・ボトム』は、先ほどの『ダブルトップ』の逆バージョンです。
このチャートパターンが意味するのは「下降トレンドの終わり」です。
見ての通り、Wの時を描くように2つの谷間があります。
このパターンも「買いのシグナル」のネックライン上に来た段階では、まだ下降トレンドが終わったとは言えません。
ここからまた反発して下がる可能性もあるためです。
しかし、反発せずにネックラインを通過して上がった場合は、下降トレンドが終わった可能性が高いといえます。
トリプル・トップ
『トリプル・トップ』は『ヘッド・アンド・ショルダー・トップ』によく似た形のチャートパターンです。
『ヘッド〜」とは異なり、真ん中の山が突出して高いことがなく、3つの高値がほぼ同じ価格で推移しています。
このパターンが意味するのは「上昇トレンドの終わり」です。
この意味についても「売りのシグナル」のネックライン上に来ただけでは、まだトレンドが終わったとはいえません。
ここからまた反発して4つ目の山を作る可能性もあるためです。
このため、ダブル・トップの時と同じく「ネックラインよりも下まで下がった」時点で「上昇トレンドが終わった」と判断します。
トリプル・ボトム
『トリプル・ボトム』は『トリプル・トップ』を逆向きにしたもので、3つの安値がほぼ同じ価格で推移しています。
このチャートパターンが意味するのは「下降トレンドの終わり」です。
これもやはり「買いのシグナル」のネックライン上に来ただけでは「終わり」とはいえません。
しかし、ここで折り返さずにそのまま上がっていった場合は「下落トレンドは終わった可能性が高い」といえます。
ソーサー・トップ
『ソーサー・トップ』は『ヘッド・アンド・ショルダー・トップ』の上下動がより多くなったものです。
高値圏で上下に行ったり来たりする揉み合いをしつつ、ゆっくりピークを迎え、ゆっくり下がっていきます。
このチャートパターンが意味するのは「上昇トレンドの終わり」です。
この上昇から下落に向かうカーブの曲線がゆるやかであるため「ソーサー」と呼ばれます。
ソーサーとは「コーヒーカップの下のお皿」のことで、ゆるやかな曲線を描いています。
このお皿を逆向きにした形が、この『ソーサー・トップ』と考えてください。
ソーサー・トップも「下落トレンドへ転換」のラインに来ただけでは、まだ反発して上がる可能性があるため、完成ではありません。
このネックラインを超えて下回った時、最初に超えた地点も含めて見て、ゆるやかな「ソーサー」のラインが完成しているため、この時点でようやく『ソーサー・トップ』と判断されます。
ソーサー・ボトム
『ソーサー・ボトム』は、上の『ソーサー・トップ』が逆向きになったものです。
本来のカップの下のソーサーと同じ向きなので、こちらの方が「ソーサー」の意味を理解しやすいでしょう。
このチャートパターンが意味するのは「下落トレンドの終わり」です。
こちらのチャートパターンも、安値圏で上下を繰り返しながら、ゆっくりと底をつき、ゆっくりと上昇に転じています。
「上昇トレンドへ転換」のラインに来ただけでは、まだ反発して下がる可能性がありますが、ここを抜けたら『ソーサー・ボトム』の完成となります。
【保ち合い型】海外FXのチャートパターン10種類
「保ち合い型」のFXのチャートパターンでは、以下の10種類が挙げられます。
- 上昇三角保ち合い
- 下降三角保ち合い
- 上昇ボックス(長方形)型
- 下降ボックス(長方形)型
- 上昇ペナント型
- 下降ペナント型
- 上昇フラッグ型
- 下降フラッグ型
- 上昇ウェッジ型
- 下降ウェッジ型
それぞれのチャートパターンについて詳しく解説していきます。
上昇三角保ち合い
『上昇三角保ち合い』は、高値がほぼ同じ価格で推移し、安値が徐々に切り上がっていくチャートパターンです。
このパターンは「上昇トレンドの継続」を意味しています。
最高値こそなかなか更新されないものの、下落はどんどんしなくなっています。
下落支持線がどんどん上がっていき、上値抵抗線を圧迫するような形になった時、一般的にはチャートが押し出されるように、上に抜けていくことが多いものです。
絶対ではないものの、そのように上値抵抗線を超えた場合、この上昇トレンドはしばらく続くことが多いといえます。
下降三角保ち合い
『下降三角保ち合い』は、先ほどの『上昇三角保ち合い』が逆向きになったものです。
安値はほぼ同じ価格で推移するものの、高値が徐々に下がっていきます。
このチャートパターンが意味するのは「下落トレンドの継続」です。
最安値は更新されないものの、高値がひたすら下落しているため、上値抵抗線に下値支持線が徐々に圧迫されていきます。
そして、突き抜けるような形で下値支持線を超えた時点で、このチャートパターンが完成し、このまま下落トレンドがしばらく続くと判断されます。
上昇ボックス(長方形)型
『上昇ボックス(長方形)型』は、上値抵抗線と下値支持線が並行状態を続けた後、上に抜けていくチャートパターンです。
高値も安値も更新されず、同じ価格のままでひたすらジグザグに上下動を繰り返します。
このチャートパターンが示すのは「上昇トレンドの継続」です。
上に抜けるまではまだ「どちらに転ぶかわからない」ものですが、上に抜けた時点で「拮抗状態が終わった=上昇トレンドが続く」と判断されます。
保ち合い型のチャートパターンではあるものの、転換型に近いパターンといえるでしょう。
下降ボックス(長方形)型
『下降ボックス(長方形)型』は、先ほどの『上昇ボックス〜』を逆にしたものです。
こちらも上値抵抗線と下値支持線が並行して走っており、高値・安値のどちらも同程度の価格が維持されています。
このチャートパターンが意味するのは「下降トレンドの継続」です。
下値支持線を抜けない限りはどうなるかわかりませんが、ずっと均衡していたものが下に抜けたということは、そこから下落トレンドが継続すると判断されます。
これも「転換型」に似ているのですが、その転換が起きる前にしばらく保ち合いがあるため「保ち合い型」に分類されます。
上昇ペナント型
『上昇ペナント型』は、ペナント(旗)を描くように、上値抵抗線が徐々に下がっていき、下値支持線は徐々に上がっていくものです。
このチャートパターンが意味するのは「上昇トレンドの継続」です。
上値抵抗線が下がっているということは、それだけ見ると「下降トレンド」と見えるでしょう。
しかし、下値支持線も上がっているため「上昇トレンドか下降トレンドかわからない」わけです。
わかるのは両者が接近し、そこから「上に抜けた」ときです。
上に抜けるまでは下落に転じる可能性があるため、まだ判断できません。
下降ペナント型
『下降ペナント型』は、先ほどの『上昇ペナント型』の逆バージョンです。
上値抵抗線と下値支持線が接近を続けた後、下の方に抜けると『下降ペナント型』と判断されます。
このチャートパターンが意味するのは「下降トレンドの継続」です。
下の方に抜けるまでは、先ほどの「上昇ペナント型」と同じであるため、まだどちらのトレンドか判断できません。
上昇フラッグ型
『上昇フラッグ型』は、上値抵抗線と下値支持線が並行に下がる形を描くチャートパターンです。
ペナントは尖った三角形の旗ですが、こちらは国旗などの「四角形の旗」のように見えることから『フラッグ型』と呼ばれます。
このチャートパターンが意味するのは「上昇トレンドの継続」です。
上値抵抗線も下値支持線も「どちらも徐々に下がっている」という点では、上に抜けるまでは「下落トレンドだった」といえます。
しかし、この拮抗状態が破れたということは、上値抵抗線に来た時点で「この銘柄に価値はない」と考えるトレーダーより「価値がある」と考えるトレーダーが上回ったことを意味します。
そのように判断されたということは、他のトレーダーも追随する可能性が高いため、しばらくの間上昇トレンドが続くと判断されます。
下降フラッグ型
『下降フラッグ型』は、先ほどの『上昇フラッグ型』の逆向きです。
上値抵抗線も下値支持線も、並行状態を保ったまま徐々に上昇しています。
これだけを見ると全体では「上昇トレンド」ですが、ここから下に抜けたると、『上昇フラッグ型』の理屈の逆バージョンで「そのまま下がる」可能性が高いと判断されます。
そのため、このチャートパターンが意味するのは「下降トレンドの継続」です。
上昇ウェッジ型
『上昇ウェッジ型』は、上値抵抗線も下値支持線も両方上がっていき、尖った形のラインを描くチャートパターンです。
ペナント型と似ているようですが、ペナント型は「真横」に向いているのに対して、上昇ウェッジ型は「上向き」であることが違いです。
棒(旗竿)に対してこのような向きで付いている旗(ペナント)はないため、この形は「ウェッジ」と呼ばれるわけです。
このチャートパターンが意味するのは「上昇トレンドの継続」か、逆の「上昇トレンドの終了」です。
緑の点線のように、上値抵抗線を抜けて上に進んだら「上昇トレンドの継続」を意味します。
逆に、青の点線のように下に進んだら「上昇トレンドの終了」を意味します。
下降ウェッジ型
『下降ウェッジ型』は、先ほどの『上昇ウェッジ型』の逆バージョンです。
上値抵抗線も下値支持線も共に下がりながら、先端の尖ったウェッジの形を描いていきます。
このチャートパターンが意味するのは「下降トレンドの継続」か「下降トレンドの終了」です。
青の点線のように、下値支持線を超えて下の方に抜けたら「下降トレンドが継続する」と判断されます。
逆に緑の点先のように上に抜けたら「下降トレンドは終了した」と判断されます。
チャートが見やすい海外FX業者3選
ここからはチャートの見やすい海外FX業者を紹介します。
XMTrading
最大レバレッジ | 1,000倍 |
---|---|
スプレッド(USD/JPY) | スタンダード口座:2.0pips ゼロ口座:0.3pips KIWAMI極口座:0.8pips |
通貨ペア数 | 55種類 |
ロスカット水準 | 20% |
最小取引単位 | 10単位 |
取引プラットフォーム | MT4・MT5 |
日本語サポート | あり |
取引方式 | NDD方式 |
XMTradingは、セーシャルに拠点を置くTradexfin Limitedが運営する海外FX業者です。
安全性や取引スペック、日本語サポートなどどの部分を見ても高水準で、多くの日本人トレーダーから愛用されています。
以前までは、取引コストが他社よりもやや割高な点をデメリットとして挙げられていましたが、新たにリリースされた「KIWAMI極口座」によってその弱点も克服されています。
また、取引プラトフォームにはMT4とMT5の両方が対応しており、どの端末でも操作性は抜群です。
時間足や気配値↔︎チャートの切り替えがかんたんで、搭載されているインジケーターの数も充実しています。
口座開設をするだけで13,000円分のボーナスを受け取れるので、操作性を確かめてみたい方におすすめです。
参考:XM(XMTrading)の口座開設方法|本人確認書類の提出方法まで紹介
AXIORY
最大レバレッジ | 400倍 |
---|---|
スプレッド(USD/JPY) | スタンダード口座:1.5pips ナノ・テラ口座:0.8pips |
通貨ペア数 | 61種類 |
ロスカット水準 | 20% |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
取引プラットフォーム | MT4、MT5、cTrader |
日本語サポート | あり |
取引方式 | NDD方式 |
AXIORYは、スキャルピングをはじめとする短期取引をメインとする方におすすめな海外FX業者です。
スキャルピングや自動売買の制限が一切なく、スプレッドと取引手数料を合わせた取引コストは業界トップクラスの低さを誇ります。
加えて、取引プラットフォームにはMT4とMT5の他に、cTraderが対応しています。
cTraderは、スキャルピングやデイトレードなど短期売買に特化した取引ツールです。
カスタムインジケーターの数はMT4やMT5に及びませんが、高い操作性や板情報を確認できる点、保有ポジションの一括決済可能な点などが特長に挙げられます。
Tradeview
最大レバレッジ | 500倍 |
---|---|
スプレッド(USD/JPY) | Xレバレッジ口座:0.8pips ILC口座:0.1pips cTrader口座:0.6pips |
通貨ペア数 | 36種類 |
ロスカット水準 | 100% |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
取引プラットフォーム | MT4、MT5、cTrader、Currenex |
日本語サポート | あり |
取引方式 | NDD方式(信託保全あり) |
Tradeviewは安全性・透明性が高く、取引環境・ツールに重点を置いた海外FX業者です。
取得難易度の高いCIMAの金融ライセンスを取得している上に、信託保全制度も採用しています。
仮にTradeviewが破綻した場合でも、1人あたり最大35,000ドルまで保証されています。
Tradeviewをおすすめする理由は、シンプルなチャート画面とカスタマイズ性の高さの2つです。
FXだけでなく、暗号資産やCFDといった複数の銘柄を1つのチャート画面に表示できるため、金融市場を全体的にチェックしながら、自分が取引する商品の動向を予想できます。
また、多様な描写ツールやインジケーター、時間軸を組み合わせて、お気に入りのチャート画面にカスタマイズすることも可能です。
取引プラットフォームにはAxioryと同じcTraderが対応しているため、短期売買をしたい方にもおすすめできる業者と言えるでしょう。
海外FXでチャートパターンを覚えても勝てない理由
ここまでさまざまなチャートパターンを紹介してきましたが、ただ単にチャートパターンを覚えたとしても、海外FXでは勝てるようにはなりません。
ここでは、海外FXでチャートパターンを覚えるだけでは勝てない理由を紹介します。
- 上位足を無視している
- チャートパターンに固執しすぎている
- エントリーを急ぎすぎる
上位足を無視している
FXにおける上位足とは、取引の際に見ている時間足より長い時間足のことです。
上位足は相場の大きな流れを把握する上で重要なものであり、上位足を無視してしまうと、せっかく覚えたチャートパターンも意味が無くなってしまいます。
例えば、短期足を見て綺麗なヘッド・アンド・ショルダー・トップが完成していても、上位足で強い上昇トレンドが発生していれば、下がり切らずに上がってしまう可能性が大いにあります。
チャートパターンを上手く活用するなら、短期足と合わせて上位足も確認するようにしましょう。
チャートパターンに固執しすぎている
チャートパターンは相場の流れを予想する際に便利なものですが、それに固執しすぎるのも危険です。
自分が覚えたチャートパターンを見つけた場合でも、その通りにチャートが推移するとは限りません。
値動きの予想が外れた場合でも、損失を抑えるために必ず損切りのラインを決めておきましょう。
エントリーを急ぎすぎる
チャートパターンを見つけたからといって、エントリーを急いではいけません。
なぜなら、自分の見つけたチャートパターンが、実はまだ完成していない可能性があるためです。
完成しきっていないチャートパターンでエントリーしてしまうと、ダマシにあって負けるリスクが高くなります。
ダマシとは、本来予想される方向と逆にチャートが動くことです
FXで勝率を上げるのであれば、エントリーを急がず、チャートパターンが完成したのを確認したのちにエントリーする意識を持ちましょう。
海外FXのチャートに関してよくある質問
最後に、海外FXのチャートに関してよくある質問に回答していきます。
- 海外FXのチャートパターンとは?
- チャートパターンを覚えても海外FXは勝てるようにはならない?
- 海外FXにおける鉄板のチャートパターンは?
海外FXのチャートパターンとは?
FXにおけるチャートパターンとは、トレンドの継続や転換を予測する上で、チャート上に頻繁に現れる値動きの型のことです。
FXにおいて、過去の値動きと完全に一致するものはありませんが、似たような値動きはいくつもあります。
チャートパターンを覚えておくことで、その後の値動きを予測するのに役立ちます。
チャートパターンを覚えても海外FXは勝てるようにはならない?
チャートパターンを覚えただけでは、海外FXで勝てるようにはなりません。
チャートパターンを活用して勝率を上げるなら、上位足を意識することが大切です。
上位足で相場の大きなトレンドを確認した上で、それにあったチャートパターンを見つければ、大きな利益を狙うことが可能となります。
海外FXにおける鉄板のチャートパターンは?
本記事で紹介した合計18のチャートパターンの中でも、特に覚えるべきチャートパターンは以下の7つです。
- ダブル・トップ
- ダブル・ボトム
- トリプル・トップ
- トリプル・ボトム
- ヘッド・アンド・ショルダー・トップ
- ヘッド・アンド・ショルダー・ボトム
- ペナント
上記の7つはよく現れるチャートパターンですので、優先的に覚えることをおすすめします。
【まとめ】FXのチャートパターン一覧
FXの主なチャートパターンは今回紹介してきた通りですが、当然ながら「チャートパターンを知っていれば必ず相場を読める」ということはありません。
ただ、チャートパターンを知ることで「この相場で今何が起きているか」はわかります。
何も知らずにFXのチャートを見ると「ただグラフがジグザグしている」ように見えるでしょう。
しかし、チャートパターンを知って「ここにダブルトップがある」「ここに下降フラッグがある」ということがわかれば、その相場で「何が起きているか」を、イメージしやすくなります。
これにより、チャート自体に強くなることはもちろん、プロの投資家の方々が語っている内容もわかりやすくなるため、彼ら・彼女らが語る有意義な情報が、より深くあなたの頭脳に吸収されるようになるでしょう。
そのような学びのアンテナの感度を高めるという意味でも必須の知識となるので、ぜひ18パターンを覚えて、実際のチャートの中でチェックするようにしてみてください!
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