海外FXを利用してみたいけど違法性はないの？
海外FXが違法ではない理由ってなに？
この記事では「海外FXが違法ではない理由」について詳しく解説していきます。
結論から言えば、海外FX業者を利用することに違法性はありません。
もちろん海外FX業者を使っているからといって逮捕されるようなこともないので安心してください。
しかし、それでも海外FX業者の利用を躊躇う人はいると思います。
ここでは、海外FXが違法ではない根拠・利用するリスク・メリットを分かりやすくまとめました！
- 海外FX利用者を取り締まる法律はない
- 海外FXの利益は確定申告の対象となっている
- 海外の金融ライセンスを保有していれば問題ない
- 金融ライセンスなし・無認可の海外FX業者は危険
- 海外FX業者の多くはゼロカット対応なので追証リスクがない
これから海外FXを始める方には、安全性の高い海外FX業者がおすすめです。
安全性の高い業者であれば、出金拒否や詐欺といったトラブルに巻き込まれるリスクを抑えられます。
安全かどうかを判断する基準として、金融ライセンスの有無が挙げられます。
下記の記事では金融ライセンスを取得しているおすすめの海外FX業者を紹介していますので、興味のある方はぜひご覧んください。
参考：海外FX業者おすすめランキング20選｜日本人に人気の業者を紹介
海外FXは違法ではない
冒頭でも伝えたように海外FXの利用に違法性はありません。
これまでに「海外FX業者の口座を持っている」「海外FX業者を使って利益を得ている」という理由で逮捕された人はひとりもいませんので安心してください。
なお、ネット上には「海外FX業者は日本の金融庁に登録していないので違法」と唱えている記事もありますが、これは事実と少し異なります。
- 日本の金融庁に登録しないまま日本居住者に対して勧誘行為をおこなうのは違法
- 海外のFX業者が必ず金融庁に登録しなければいけないわけではない
- 利用者が自ら海外FX業者を利用するのは適法(＝違法ではない)
ご覧のように「金融庁に登録していないから違法」ではなく「金融庁に登録していない海外FX業者が日本居住者に対して勧誘行為をおこなうのは違法」ということです。
ちなみに海外FX業者のサイトページにはだいたい「日本居住者に対するサービス勧誘を目的としない」等の文言が記載されています。
そのため、現行の法律上は違法ではないと言えるわけです。
海外FX業者が違法ではない3つの理由
ここからは海外FXが違法ではない理由を詳しく説明していきます。
- 海外FXを利用してはいけないという法律がない
- 海外FXの利益は所得として扱われる
- 海外FX業者は各国の金融ライセンスを保有している
「海外FXに興味があるけど違法性があったら怖いので利用できていない」という方は、こちらの内容をぜひ参考にしてください。
海外FXを利用してはいけないという法律がない
先ほどから伝えている通り、日本には「海外FX業者を利用して外国為替取引をしてはいけない」という法律がありません。
つまり法律が改正されない限りは利用者側が罰せられることは絶対にないわけです。
なお、金融庁のホームページなどには「警告を与えている海外FX業者」の一覧などが載っていますが、この警告には大した意味がありません。
それではなぜ警告を与えているのか？と言いますと「海外FX業者を利用する日本人トレーダーが増えないようにするため」です。
- 日本(国)としては日本人トレーダーの資産が海外に流出するのを防ぎたい
- FXをするなら国内の証券会社を使ってもらいたい
- そのために「海外FX業者への警告」を発信する(海外FX＝危険というイメージを持たせる目的)
国内FXと海外FXを比較したとき、稼げる可能性や安全性が高いのは海外FXの方です。
こうした事実があるからこそ、昔から日本では「海外FX＝危険」というイメージが発信し続けられてきました。
しかし、インターネットの普及率が上がった現在では「海外FXの方が実は借金リスクも低く稼ぎやすい」といった事実が知れ渡ってきています。
多くの海外FX業者では「ゼロカットシステム」という仕組みを採用しています。これは追証を請求しない制度のことですが、日本のFX業者では法的に取り扱えないサービスとなっています。
海外FXの利益は所得として扱われる
海外FXが違法ではない理由としては「海外FXの利益が所得として扱われている」という点が挙げられます。
日本居住者は毎年2/16～3/15の間に確定申告をして、所得税の納付などをおこなわなければなりません。
サラリーマンの場合は会社が代わりに確定申告をおこなっているので自ら手続きすることはありませんが、それでも一定以上のFX利益を得た年には自分で確定申告をすることになります。
この際、海外FXで得た利益は「雑所得」として扱われ「累進課税」が課せられる仕組みとなっています。
つまり「海外FXの利益が正当な所得である」ということを国が認めているわけです。
仮に海外FXが違法であった場合は「犯罪行為で得たお金」となりますが、そういった理由で海外FXの利益が没収されることもありません。
海外FXに関する税金をより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
参考：海外FXの税金について|税金の計算方法・確定申告方法や節税方法まとめ
海外FXの利益を隠していた場合には「過少申告加算税」「無申告加算税」などが課せられます。また、金額が大きく悪質な場合には「脱税」の罪に問われますが、こうしたことからも海外FXの利用自体は適法であると言えます。
海外FX業者は各国の金融ライセンスを保有している
海外FX業者はそれぞれ拠点を置く国の金融ライセンスや認可を受けています。
こうした金融ライセンスを保有している業者であれば違法性に問われないということです。
たとえば海外に住む方からすれば「日本のFX会社が海外FX業者」として捉えられます。
しかし、日本の金融庁に登録している国内FX業者は違法な会社ではありません。
つまり、私たちから見る海外FX業者も同じようなものと言えるわけです。
ただし、海外FX業者の中にも違法なところはあります。その特徴を次に解説していきますのでご覧ください。
違法な海外FX業者とは？
「金融ライセンスを保有していない」「拠点となる国の認可を受けていない」というのが違法業者の特徴です。
どこの国の金融ライセンスも認可も受けていなければ、それはただの違法業者となりますので利用を避けましょう。
なお、金融ライセンスを保有しているFX業者なら、基本的にはサイトトップページの下部に情報が記載されています。
こちらは日本人トレーダーも多く利用している「XMTrading」のサイトトップページ画面となりますが、ご覧のように証券会社としての金融ライセンスをしっかりと公開しています。
こうした海外FX業者を利用すればトラブルに巻き込まれることもないので、ぜひ参考にしてください。
海外FXを利用する違法性以外のリスクについて
ここからは海外FX業者を利用する上でのリスクを紹介していきます。
リスク
- 詐欺を目的とした悪質なFX業者も存在する
- ゼロカットの条件を反故にされる危険性
- ハイレバレッジによる損失リスク
海外FX自体に違法性はありませんが、基礎的な知識がないと大きな損失を被る危険性が出てきますので事前にチェックしておきましょう。
詐欺を目的とした悪質なFX業者も存在する
世の中には詐欺を目的とした悪質なFX業者も存在します。
詐欺業者を選んでしまうと「急にアクセスやログインが出来なくなる」「預けていた資金が引き出せなくなる」といった目に遭いますので、利用する前には必ずレビューや口コミを確認しておいてください。
なお、海外FX業者の名前で検索しても情報が出てこない場合は「新しく作られた詐欺サイト」の可能性もあるので利用を避けてください。
ゼロカットの条件を反故にされる危険性
大半の海外FX業者ではゼロカットシステムを採用しています。
しかし、過去には「ゼロカットあり」という条件で取引をさせておきながら、FX業者側が大きな損害を被ったときに「やはり追証を請求する」と約束を反故にした業者も存在します。
ちなみにこれは2015年のスイスフランショック時の話ですが、過去の実績などを調べて信用性を確かめるのも重要なポイントです。
以下の記事ではゼロカットについてより詳しく解説しています。興味のある方はぜひご覧になってください。
参考：海外FXのゼロカット・追証なしとは？仕組みや注意点を徹底解説！
ハイレバレッジによる損失リスク
海外FXの特徴は国内FX業者よりも大きなレバレッジが使えるところです。
ハイレバレッジな取引にはメリットもありますが、その反面でデメリットもあることを理解しておきましょう。
具体的には「自己資金が少ない状態で大きなレバレッジを使った取引をするとロスカットされやすくなる」といったイメージです。
強制ロスカットされると含み損が確定してしまいます。
その時点で大きな損失を抱えることになりますので、ハイレバレッジな取引をするときは証拠金に余裕を持たせておきましょう。
大きなレバレッジ自体が危険というわけではありません。注文量さえコントロールすればロスカットの危険性が下がりますので、あくまで使い方次第ということを覚えておきましょう。
違法性のない海外FXを利用するメリットについて
ここからは違法性のない海外FX業者を利用するメリットについて解説していきます。
- 多くの海外FX業者はゼロカットに対応している
- 使えるレバレッジが大きい
- 自動売買を含めトレードの自由度が高い
なお、先ほどから参考例として挙げている「XMTrading」のような海外FX業者なら安全にトレードすることが可能です。
多くの海外FX業者はゼロカットに対応している
多くの海外FX業者はゼロカットに対応しています。
ゼロカットとは「追証を請求しない仕組み」のことです。
仮にトレーダーの残高がマイナスになっても、その分の金額をFX業者側が補填してくれるので大きな借金を負うリスクがありません。
なお、日本にはFX業者に対する「顧客の損失を補填してはいけない」という法律があります。
そのため、国内FX業者の中にはゼロカット対応のところが存在しないわけです。
使えるレバレッジが大きい
海外FX業者では400倍～1000倍くらいのレバレッジが使えます。
中には2000倍や3000倍のレバレッジが使える口座もありますが、レバレッジが大きいと注文に必要な証拠金額が下がります。
つまり少ない元手でもボリュームのある取引が可能になるわけです。
ちなみにレバレッジという部分でも国内FX業者には「最大25倍まで」という制限があります。
仮にドル円＝130円のとき、海外FX業者で1ロット分(10万通貨)の注文を出す場合は証拠金額が1万円～3万円くらいで済みます。対して国内FXの場合は同じ量の注文を出すのに50万円以上の証拠金が必要となります。
自動売買を含めトレードの自由度が高い
海外FX業者では取引条件が異なる様々な口座タイプを用意しています。
また、レバレッジ倍率を自分で決められるところも多く、全体的にトレードの自由度が高いと言えます。
自動売買に関しても自分の好きな「EA(自動売買プログラム)」を利用できますので非常にフェアな環境です。
なお、国内FX業者の場合はひとつの口座しか使えず、選べる自動売買のストラテジーも限定的です。
色々な制約の中で取引するのは公平性に欠けると言えるでしょう。
たとえばXMTradingの場合はひとりにつき8口座まで開設できるようになっています。A口座では裁量トレード、B口座では自動売買といった使い分けができて、さらに資金の分別管理にも役立ちます。
関連：海外FXで自動売買(EA)を利用するメリット・始め方・注意点
海外FXの違法に関するQ&A
それでは最後に「海外FX 違法」で検索されている疑問をQ&A形式で解消していきます。
- 海外FXを利用していて逮捕されるようなことはある？
- 違法な海外FX業者に騙された場合の対処法は？
- 海外FXのアフィリエイトも違法ではない？
海外FXを利用していて逮捕されるようなことはある？
一般的な形で海外FXを利用している分には逮捕される危険性がありません。
海外FX利用者が逮捕されるケースは「多額の所得隠し」をおこなっていた場合です。
複数年に渡り数千万円以上の所得を申告しないままでいると、税務調査や脱税容疑による捜査対象となります。
とはいえ、普通に確定申告さえしていれば捕まることもありませんので安心してください。
違法な海外FX業者に騙された場合の対処法は？
違法な海外FX業者に騙された場合は、まず弁護士に相談しましょう。
海外の企業を相手に個人で立ち向かうのはほぼ不可能と言えます。
ただし、弁護士であったとしても違法な海外FX業者に対して訴訟を起こすのは難しいというのが現実です。
というのも、元から詐欺を目的としている悪質な業者は拠点を変えながら詐欺をおこなっています。
そうなると相手とコンタクトを取ることすら容易ではなく、さらにそこから損害賠償や資金の返還を求めることは極めて厳しい状況と言えるわけです。
詐欺的な業者に騙されたくない人は、最初から実績や信用性のある海外FX業者を選んでください。
海外FXのアフィリエイトも違法ではない？
海外FX業者が提供するアフィリエイトプログラムを利用することも違法ではありません。
海外FX業者では「IB」という仕組みを使って自社を宣伝してくれる方を募っています。
このIBに登録してアフィリエイトをおこなうことも適法なので安心してください。
また、海外FXのアフィリエイトに関して興味のある方は下記の記事をご覧ください。
参考：海外FXのアフィリエイトは儲かる？IB報酬についての特徴を徹底解説
【まとめ】海外FXの違法性について
海外FXが違法ではない理由や海外FXを利用するメリットについて解説してきました。
ご覧いただいたように海外FX業者を利用しても違法性に問われることはありません。
むしろ海外FX業者の方がゼロカットシステムに対応している分「借金リスク」が少なく、安全にFXトレードができます。
なお、海外FX業者の中でも特に実績と信用性に優れているのは「XMTrading」なので、初心者の方はぜひ業者選びの参考にしてみてください。
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