自動売買ってどういう仕組みなの?
EAを導入するときの手順は?
この記事ではXMで自動売買をおこなうメリットやその導入手順について紹介していきます。
自動売買はFXにおける取引方法のひとつです。
XMでは「EA(エキスパートアドバイザー)」と呼ばれる自動売買ツールをMT4・MT5に組み込むことで自動売買ができる仕組みになっています。
関連:海外FXで自動売買(EA)を利用するメリット・始め方・注意点
ここでは、XMで自動売買をおこなう際の注意点やEAの選び方なども詳しくまとめたので参考にしてください!
- XMは自動売買が正式に認められている海外FX業者
- 「EA(エキスパートアドバイザー)」とは自動売買ツールおよびプログラムのこと
- EAを選ぶときにはバックテストの結果をチェックすることが大事
- XMでは自動売買用のVPSを無料提供している
- EAはMT4・MT5の所定フォルダに納めることで稼働する
「海外FXは難しく勝てない」という意見が見られますが、実際は勉強をすれば、勝率を上げることが可能です。
以下の記事では、海外FXにおける勝ち方を詳しく解説しています。
初心者でも真似しやすいような勝ち方も紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
参考:海外FXに勝ち方や必勝法はある?勝てる手法・勝てない理由を紹介
XMは自動売買(EA)ができる海外FX業者
XMは自動売買ツールの使用が認められている海外FX業者です。
海外FX業者の中には「裁量トレード(手動での取引)」しか認めていないところもありますが、XMにはそういった制限がないことをまずは覚えておきましょう。
そんなXMで自動売買をおこなう際に必要となるのが「EA(エキスパートアドバイザー)」と呼ばれるツールです。
- MT4・MT5に対応する自動売買ツールおよびプログラムのこと
- EAには無料のものと有料のものがある(種類に関しては無数に出回っている)
- EAはネット上で取得可能
- 取得したEAのファイルをMT4・MT5に加えることで自動売買できるようになる
- トレーダーはEAの設定を変更しながら理想的な結果を求めていく
簡単に言えば「MT4・MT5(ハード)」に「EA(ソフト)」をセットすることで自動売買ができるようになるといったイメージです。
EAには様々な種類があり、それぞれ得意とする相場や通貨ペアなどが変わってきます。
つまり、ドル円(USD/JPY)の取引に特化したEAをユーロドル(EUR/USD)のチャートに落とし込んでも上手くその機能が発揮されないということです。
そのため、EAを探すときには自分が狙いたい通貨ペアや銘柄に合ったものを探しましょう。
関連:海外FXで自動売買(EA)を利用するメリット・始め方・注意点
次にそんなEAの選び方を紹介していきます。
複数の通貨ペアに対応したEAもありますが、利用するときはその内容をよくチェックしてください。
XMでEA利用するときの自動売買(EA)の選び方
XMで利用するEA(自動売買プログラム)を選ぶときのポイントは以下の通りです。
- バックテストの結果:勝率や利益率など
- 最大ドローダウン:元手に対して最大どれくらいマイナスを被ったかを表すパーセンテージ
- 通貨ペア:対応している通貨ペアや銘柄について
- 取引のスタイル:短期売買向きなのか長期売買向きなのかなど
- 評判:SNSやネット掲示板から実際に使っている人の意見を調べる
EAを選ぶときには最低限これくらいの情報は調べておきましょう。
まずバックテストですが、こちらは一定期間にどれくらいの成績を残したのかを調べるときにチェックします。
たとえば「3ヶ月稼働させて100回の取引をおこなった」「そのうち利益が出た取引の回数は70回」「元手が125%になった」という情報があれば選ぶときの参考にしやすいということです。
また、利益率と同じくらい大事なのは「最大ドローダウン」のパーセンテージです。
最大ドローダウンとは取引した期間の中で元手がもっとも減ったときを数値化したもので、パーセンテージが小さいEAほど「安心して使える」ということになります。
仮に100万円から取引を開始して、EAを使っている期間に残高が50万円になってしまったとするとドローダウン率は50%です。80万円や90万円までしか落ち込まなかったEAと比べると、ドローダウン50%のEAは「損失を出すリスクが高い」と判断できます。
そのほか対応する通貨ペアや売買の頻度(短期なのか長期なのか)をチェックしておくことも大切です。
なお、XMはデモ口座の開設が可能なので、新しいEAを使うときにはデモ口座で試運転をおこなってみてください。
XMのデモ口座に関しては、下記の記事でわかりやすく解説しているのでご覧ください。
参考:XMデモ口座の作り方は?MT4・MT5にログインできない対処法まで解説
自分でEAを使い、その結果をチェックする「フォワードテスト」も大事なポイントと言えます。
XMで自動売買(EA)を利用するメリット
それでは続いてXMで自動売買(EA)を利用するメリットを紹介していきます。
- 自動売買に失敗しても追証が発生しない
- 約定力に優れている
- 無料VPSが用意されている
XMは取引条件に優れた海外FX業者であり、さらにEA用の無料VPSを提供しているところも魅力的な部分です。
自動売買に失敗しても追証が発生しない
XMは「ゼロカットシステム」を採用する海外FX業者です。
- 残高がマイナスになった場合、そのマイナスをリセットし残高をゼロに戻してくれる仕組み
- この際に追証の請求が発生しない
- 証拠金維持率がロスカット水準に達しても追証の請求はない
※つまりゼロカットシステム対応の業者であれば借金リスクがゼロになるということ
ゼロカットシステムを採用しているところもXMが多くのトレーダーに選ばれている理由と言えますが、もちろん自動売買に失敗しても追証の請求はありません。
国内FX業者の場合は証拠金維持率が基準値を下回ると追証を請求されますが、XMにはそういったルールがないので安心して自動売買に挑めるわけです。
自動売買では目を離した隙に損失が生まれることもあります。そういったときにプラスで追証を請求されるとダメージが大きくなってしまいますが、XMならその分のダメージがないということです。
約定力に優れている
約定力に優れているところもXMの魅力です。
約定力とは注文を通すスピードやタイミングのことを指しますが、XMではすべての取引のうち「99.35%」が1秒以内に約定します。
もちろんこの約定力は自動売買にも適用されますのでプログラム通りの注文や決済ができるわけです。
ちなみに約定拒否が起きることはなく、出した注文は必ず通るようになっています。
あらかじめ設定した価格や値幅でちゃんと注文が通るのは自動売買にとって最適な環境と言えます。
無料VPSが用意されている
XMでは一定の条件をクリアした方に対して無料でVPSの貸し出しをおこなっています。
- 口座残高が1000ドル以上(およそ10万円)あること
- 1ヶ月の間に5スタンダードロット(50万通貨)の取引をおこなっていること
ちなみにこちらが無料VPSを利用する条件となりますが、正直そこまでハードルが高くありません。
むしろ毎月数千円の費用をかけてVPSを借りるくらいなら、XMに10万円ほど預けてVPSを無料で使った方がお得です。
また、5スタンダードロットという取引量も無難であり、法外な条件ではないと言えるでしょう。
10万円くらいの元手で普通に取引を繰り返していれば自然と5スタンダードロットの条件はクリアできます。
XMで自動売買(EA)をするときの注意点
ここからはXMで自動売買(EA)を利用するときの注意点を紹介していきます。
- 新しい自動売買ツールを使うときは一度テストする
- 有料の自動売買ツールに騙されないこと
- 相場が不安定なときは予想外の結果が出ることもある
新しい自動売買ツールを使うときは一度テストする
先ほども軽く触れましたが、新しい自動売買ツールを使うときには一度テストをおこなってみてください。
テスト方法にはデモ口座を利用するといった手段を使いますが、デモ口座でもバックテストと同じような結果が出るのであれば信用できるツールということになります。
逆にフォワードテストとバックテストに差が出るようなら使わない方が良いと言えるでしょう。
有料の自動売買ツールに騙されないこと
ネット上でEAを探してみると無料のものから有料のものまで数多くの種類が見つかります。
しかし、その中には詐欺的な有料ツールもあり、最初から利用者を騙す目的でEAを販売しているサイトも少なくありません。
なお、無料と有料のEAには内容的な差がほとんどないため、一般的には無料で取得できるEAを使う方が大半となります。
参考:海外FXのおすすめ無料EAや業者について【選び方や注意点も】
ちなみにネット販売されている有料EAはクーリングオフの対象外なので、どれだけ中身がひどくても返金に応じてくれることはないと思っておいてください。
クーリングオフは訪問販売で騙された方などを対象とする制度であり、自分の意思で購入手続きをおこなうネット販売には適用されません。
相場が不安定なときは予想外の結果が出ることもある
入念にバックテストやフォワードテストで下調べをしても、実際の相場が不安定なときには思い通りの結果にならないこともあります。
自動売買は利益を保証するものではなく、あくまで取引のサポートをしてくれるツールということを理解しておきましょう。
あまりにも相場が荒れているときは一時的にEAの稼働をストップさせることも重要です。もともと自動売買という手法は値動きが安定しているときに使うものであり、その仕組み上不安定な相場を得意とはしていません。
XMで自動売買(EA)を始める際の導入手順
ここではEAをMT4・MT5に組み込み、自動売買を始めるまでの流れを紹介していきます。
- MT4にログインしてメイン画面を開く
- 画面上部にある「ファイル」⇒「データフォルダを開く」を選択
- データフォルダ内の「MQL4」⇒「Experts」を選択
- 「Experts」の中に取得したEAのファイルを納める
- MT4を再起動する
- MT4の画面上部にある「ツール」⇒「オプション」を選択
- オプション画面で「エキスパートアドバイザー」⇒「自動売買を許可する」にチェックマーク
- 画面左側のナビゲーターウィンドウに追加されたEAをチャート上にドラッグ&ドロップする
- 自動売買の設定をおこない実行する
こちらが自動売買を始める際の手順となりますが、少し難しいのがEAのファイルをMT4・MT5のデータフォルダに納めるところです。
その点だけ画像と共に解説していきますので参考にしてみてください。
まずMT4を起動させたら画面上のツールバーから「ファイル」⇒「データフォルダを開く」を選択しましょう。
そうするとこのような画面が表示されますので「MQL4」を選んでください。
「MQL4」の中にはこうしたフォルダが格納されていますので、そこから「Experts」を開きます。
あとは「Experts」内に使いたいEAのファイルを移動させるだけです。
MT4を再起動すると画面左側にあるナビゲーターウィンドウに追加したEAの名前が並んでいるはずなので確認してみてください。
ここではMT4を例に解説していますが、MT5も同様の手順でEAを追加できます。
XMの自動売買(EA)に関するQ&A
それでは最後にXMの自動売買(EA)に関する疑問をQ&A形式で解消していきます。
- 自動売買(EA)を悪用した詐欺は存在する?
- 自動売買(EA)用の口座を作るには?
- 自動売買(EA)はいくらから始められる?
自動売買(EA)を悪用した詐欺は存在する?
ネット上には高額な自動売買ツール(EA)を販売する悪質な詐欺サイトが存在します。
また、FXセミナーの参加者に中身がないような詐欺ツールを売りつけるケースもありますので、基本的には「有料ツール=危険性を含んでいる」と思っておいてください。
もちろん中には有料なりに性能が高いEAも出回っていますが、そういったツールに関しては評判などをもとに判断しましょう。
自動売買(EA)用の口座を作るには?
XMでは最大8口座まで追加開設できるようになっています。
そのため、自動売買用の口座が欲しい場合はXMのマイページから「追加口座開設」をおこなってください。
なお、追加口座の開設手順は以下の通りです。
- マイページの口座管理画面を開く
- 「追加口座開設」ボタンをクリック
- 新しく作る口座の条件(取引プラットフォーム・口座タイプ・基本通貨・レバレッジ)を選択
- パスワードを設定する
- リクエストを送信したら手続き完了
最初に口座開設をおこなったときのような身分証の提出は必要ありませんのでだいたい2~3分で新しい口座が作れます。
自動売買(EA)はいくらから始められる?
XMの最低注文量は口座タイプによって異なりますが、もっとも少ない注文量を選択できるのはマイクロ口座です。
MT4対応のマイクロ口座であれば10通貨から注文できますので必要となる証拠金は数円~数十円程度で済みます。
初めて自動売買に挑む方、新しいEAを試す方には最適な口座タイプだと思いますので参考にしてみてください。
XMのマイクロ口座は1ロット=1000通貨となっていて、最低注文ロット数は0.01ロット=10通貨です。1000倍のレバレッジを使えば数円~数十円ほどのコストでEAの試運転ができます。
【まとめ】XMの自動売買(EA)について
XMで利用できる自動売買(EA)に関する情報をまとめて紹介してきました。
ご覧いただいたように、XMは自動売買に適した環境が揃っていますので、初心者の方にも利用をおすすめできます。
特にVPSを無料で利用できるところは非常に魅力的であり、余計なコストを掛けずに自動売買をスタートさせることが可能です。
これから海外FXに挑戦する方、自動売買に興味がある方はぜひXMを選んでみてください。
また、以下の記事では厳選した海外FX業者20社をおすすめできるポイントとも詳しく紹介しています。
海外FXでこれといった業者がない方は、以下の記事をご覧になって自分に合う海外FX業者を見つけてみるのも良いでしょう。
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