ポーカー

ポーカーのストレートはどこまでまたぐ?役の強さや確率を紹介

ポーカー役ストレート
admin
こんな人向けの記事!
  • ポーカーのストレートってどんな組み合わせ?
  • ストレートが出る確率は?
  • ストレートってどのくらい強いの?

ポーカーは、ジョーカーを除く52枚のトランプを使って行われるカードゲームです。

ギャンブルのイメージが強いポーカーですが、将棋やチェスと同じく、高い思考能力を問われるマインドスポーツとして世界中から人気を集めています。

ポーカーでは、相手よりも強い役を完成させたプレイヤーが勝利となり、チップを獲得することができます。

役は全部で10種類ありますが、その中でも強い役の一つがストレートです。

今回は、ポーカーにおけるストレートの組み合わせや確率、12345はストレートになるのか、ストレートの強さについて解説していきます。

サメ先生
サメ先生

後半にはストレートに関するクイズもあります!

この記事のまとめ
  • ポーカーのストレートは、5枚の連続する数字を持つカードの組み合わせ
  • KとAをまたいでストレートとして成立するのは「10,J,Q,K,A」のみ
  • ストレートは全10種類の役の中で6番目の強さ
  • ストレートが出る確率は0.39%
  • ストレート同士がぶつかる場合、高い数字のカードを持つ方が勝利
  • 「1,2,3,4,5」が最も弱く、「10,J,Q,K,A」が最も強いストレート

ストレート以外の役を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

【参考】ポーカーの役早見表|役の強さと確率も画像を使って丁寧に解説

ポーカーのストレートとは

ポーカーのストレートとは

ストレートとは、ポーカーの役の一つで、5枚の連続するランク(数字)を持つカードの組み合わせです。

ストレートの作り方はシンプルで、上記の画像のように「2・3・4・5・6」と、5枚のカードがすべて連続していればストレートの完成です。

サメ先生
サメ先生

スーツ(マーク)は揃っている必要はありません!

また、「10・J・Q・K・A」のように、Aを含むランクの連続もストレートとして成立します。

ストレートは全10種類の役の中で6番目の強さですが、遭遇する確率は1%未満です。

そのため、ストレートを揃えたプレイヤーは、そのゲームにおいてかなり有利と言えます。

ポーカーのストレートの組み合わせ

ポーカーストレートの組み合わせ

ストレートは、5枚のカードの数字が連続していれば問題ありません。

サメ先生
サメ先生

ストレートは全部で10通りあります!

「A(1)・2・3・4・5」や「2・3・4・5・6」、「6・7・8・9・10」はすべてストレートです。

ポーカーストレートの組み合わせ

ただし、「10(T)・J・Q・K・A」もストレートに入る点に注意が必要です。

10からKの4枚のカードに加えて、Aがある場合は、13をまたいだAを連続するカードとして扱うことができます。

ポーカーストレートにならない組み合わせ

ポーカーストレートにならない組み合わせ

先ほど、「10(T)・J・Q・K・A」はストレートとして扱えるとお話ししました。

しかし、KとAをまたいでストレートして扱えるのはその「10(T)・J・Q・K・A」のみです。

以下3つの組み合わせは、ストレートではないので注意しましょう。

ストレートではない組み合わせ
  • J・Q・K・A・2
  • Q・K・A・2・3
  • K・A・2・3・4

これら5枚のマークが異なる場合、ハイカードとなり、最も弱い役となってしまいます。

サメ先生
サメ先生

マークが同じならフラッシュになります!

ポーカーストレートが出る確率

ポーカー ストレート 確率

続いて、ストレートに遭遇する確率について解説します。

サメ先生
サメ先生

今回はジョーカーを除く52枚のデックから単純に5枚引いた時の場合です

初めに、ジョーカーを除く52枚のカードから成る5枚の組み合わせを求めます。

①52枚のカードから成る5枚の組み合わせ
52(枚)×51×50×49×48=2,598,960通り

ストレートの組み合わせは全部で10通りです。

②ストレートの組み合わせ
10通り

そして、ストレートを構成する5枚のカードには、それぞれ4つのマーク(スート)が考えられます。

5枚のカードの組み合わせ
4×4×4×4×4=1,024通り

ただし、5枚のカードがすべて同じマークの場合、ストレートフラッシュになるので、それらは除いて考えます。

③5枚のカードの組み合わせ(マークがすべて同じ場合を除く)
1024-4=1,020通り

②と③を掛け合わせたものが、ストレートの全組み合わせです。

④ストレートの全組み合わせ
10×1020=10,200通り

最後に④(ストレートの全組み合わせ)と①(52枚のカードから成る5枚の組み合わせ)を割ると、ストレートが出る確率を出すことができます。

ストレートの出る確率
10,200÷2,598,960=約0.0039(0.39%

以上から、ストレートの出る確率は0.39%となります。

1,000ハンドプレイして4回でる計算であるため、遭遇できる確率はかなり低いと言えます。

サメ先生
サメ先生

他の役の確率については下記の記事で紹介しています。

参考:ポーカーの役早見表|役の強さと確率も画像を使って丁寧に解説

ポーカーストレートの強さ

ポーカーストレートの強さ

ここからは、ストレートという役がどのくらい強いのか解説していきます。

ストレートと他の役の強さを比較

初めに、ストレートと他の役の強さを比較します。

以下の画像は、全10種類の役と遭遇率をまとめたものです。

ストレートと他の役の強さを比較

10種類の役のうち、ストレートの強さはちょうど中間(6番目)に位置します。

おさかなさん
おさかなさん

それほど強くない?

ストレートを含む上位6つの役は、5枚のカードすべてを使って成立するため、どの役の遭遇率もかなり低いです。

1つ下の役であるスリカードであれば、遭遇率は約7倍の高さになります。

そのため、ストレートが完成すれば、そのゲームにおいてかなり有利であると言えます。

ストレート同士の強さを比較

続いて、ストレート同士の強さについてです。

ストレート同士がぶつかる場合、ストレートを構成するカードの中で、最もランク(数字)の高いカードを比較します。

ストレート同士の強さ

例えば、「3・4・5・6・7」と「5・6・7・8・9」のストレート同士が当たったとします。

この場合、それぞれを構成するカードのうち、最も高いランクは7♠︎と9♣️です。

そのため、右の「5・6・7・8・9」の方が強くなります。

サメ先生
サメ先生

ここでの注意点は先ほど挙げたAの扱い方です。

本来、Aはポーカーにおいて最も強いカードですが、ストレートの中での「A・2・3・4・5」は最も弱いストレートです。

一方で、最も強いストレートは「10・J・Q・K・A」になります。

また、ストレートを構成するカードのランク(数字)が同じ場合は引き分けとなります。

サメ先生
サメ先生

スート(マーク)で勝敗は決められません!

ポーカーストレートの関連用語

ポーカーストレートの関連用語

ここからは、ストレートに関連する用語を4つ紹介します。

ポーカーストレートの関連用語
  • ストレートフラッシュ
  • ロイヤルストレートフラッシュ
  • ストレートドロー
  • インサイドストレートドロー(ガットショット)

それぞれ詳しく解説していきます。

ストレートフラッシュ

ポーカーストレート 関連用語 ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュは、ストレートの状態に加えて、5枚のカードすべてが同じマークの時に成立する役です。

サメ先生
サメ先生

ストレートとフラッシュが同時に成り立っている状態ですね!

全10種類の役の中で2番目に強く、遭遇率は0.0014%とかなり低いです。

ロイヤルストレートフラッシュ

ポーカーストレート 関連用語 ロイヤルストレートフラッシュ

ロイヤルストレートフラッシュは、ポーカーの役の中で最も強い役です。

「10・J・Q・K・A」の5枚がすべて同じマークの時に成立します。

ロイヤルストレートフラッシュには、別の呼び方がいくつかあるので、以下にまとめてみました。

ロイヤルストレートフラッシュの別名
  • ロイヤルフラッシュ
  • Aハイストレートフラッシュ
  • ロイヤル

ストレートドロー

ストレートドローとは、ストレートになる手前の状態のことを言います。

ストレートドローは大きく分けると以下の2種類があります。

  • オープンエンドストレートドロー(オープンエンド/OESD)
  • インサイドストレートドロー(ガットショット)

オープンエンドストレートドロー(オープンエンド/OESD)

ポーカーストレート 関連用語 オープンエンドストレートドロー(オープンエンド/OESD)

オープンエンドストレートドロー(オープンエンド/OESD)とは、4つの連続した数字のカードが揃っており、前後のどちらかを引けばストレートが完成する状態のことです。

上記の画像を例にすると、10~Kが揃っており、前後の9かAを引ければストレートが完成する状態です。

インサイドストレートドロー(ガットショット)

ポーカーストレート 関連用語 インサイドストレートドロー(ガットショット)

インサイドストレートドローは、特定の1枚を引ければストレートが完成する状態です。

上記の画像のように、8が来ればストレートが完成する状態がインサイドストレートドローです。

先ほど紹介したオープンエンドストレートドローに比べて、アウツが半分(4枚)にるため、ストレートが完成する確率は低くなります。

サメ先生
サメ先生

インサイドストレートドローは別名「ガットショット」とも言います!

ポーカーのストレートクイズ5問

ポーカーのストレートクイズ

ストレートに関するクイズを5問作成しました。

サメ先生
サメ先生

ストレートについて理解できたか確認してみてください!

ポーカーのストレートクイズ第一問

ポーカーのストレートクイズ ストレートが出る確率

第一問は「ストレートが出る確率は何%」です。

Q
正解はこちら

正解は0.39%です。

サメ先生
サメ先生

1,000回ハンドプレイして4回でるかどうかの確率です。

ポーカーのストレートクイズ第二問

ポーカーのストレートクイズ これはストレートになる?

第二問は「これはストレートになる?」です。

Q
正解はこちら

正解はなりません

サメ先生
サメ先生

上記の場合、最も弱い役のハイカードになります

ストレートを構成するカードとして、KとAをまたぐことは可能です。

ただし、KとAをまたいでストレートになるのは、「10(T)・J・Q・K・A」の組み合わせただ一つです。

以下の組み合わせはストレートにはならない点に注意しましょう。

ストレートではない組み合わせ
  • J・Q・K・A・2
  • Q・K・A・2・3
  • K・A・2・3・4

ポーカーのストレートクイズ第三問

ポーカーのストレートクイズ どちらの方が強い?

第三問は「どちらの方が強い?」です。

Q
正解はこちら

正解は下の「Q・9・J・10・K」です。

ストレート同士が当たった場合、ストレートを構成するカードの中で、最も高いランクを比較して勝敗を決めます

上記の場合、上のストレートはQが最も高いランク、下のストレートはKが最も高いランクです。

そのため、下のストレートが上のストレートよりも強いことになります。

ポーカーのストレートクイズ第四問

ポーカーのストレートクイズ どちらの方が強い?

第三問に引き続き、第四問も「どちらの方が強い?」です。

Q
正解はこちら

正解は上の「7・6・9・10・8」です。

上の5枚はストレートですが、下の5枚はストレートではありません。

サメ先生
サメ先生

KとAをまたいで成立するストレートは「10・J・Q・K・A」のみです。

下5枚のランクは連続しているものの、「J・Q・K・A・2」はストレートではなく、ハイカードです。

ポーカーのストレートクイズ第五問

ポーカーのストレートクイズ オープンエンドストレートドロー

最後の第五問は「この状態をなんという?」です。

Q
正解はこちら

正解はオープンエンドストレートドローです。

オープンエンドストレートドローは、4つの連続した数字のカードが揃っており、前後のどちらかを引けばストレートが完成する状態のことを言います。

上記の場合、「6・7・8・9」と連続したランクのカードが4枚揃っています。

ターン・リバーで5か10(T)のどちらかを引けば、ストレートが完成するため、オープンエンドストレートドローになります。

ポーカーのストレートに関するQ&A

ポーカーのストレートに関するQ&A

最後に、ポーカーのストレートに関してよくある質問に回答していきます。

ポーカーのストレートに関するQ&A
  • ポーカーのストレートが成立する条件を教えてください。
  • ポーカーのストレートは1・2・3・4・5で成立しますか?
  • ポーカーのストレートはJ・Q・K・A・2で成立しますか?
  • ポーカーのストレートとフラッシュはどちらが強いですか?
  • ポーカーのロイヤルフラッシュとストレートフラッシュの違いは何ですか?

ポーカーのストレートが成立する条件を教えてください。

ストレートの成立条件は、「1・2・3・4・5」のように、5枚のカードの数字が連続していることです。

サメ先生
サメ先生

マークは関係ありません!

また、「10・J・Q・K・A」のように、Aを含むランクの連続もストレートとして成立します。

ポーカーのストレートは1・2・3・4・5で成立しますか?

します。

ただし、「10・J・Q・K・A」はストレートになりますが、それ以外のKとAをまたいだ5枚のカードはストレートになりません。

サメ先生
サメ先生

ちなみに1・2・3・4・5はストレートの中で最弱の組み合わせです!

ポーカーのストレートはJ・Q・K・A・2で成立しますか?

成立しません

KとAをまたいでストレートとして成立するのは、「10・J・Q・K・A」の組み合わせのみです。

それ以外のKとAをまたいだ組み合わせはストレートにならないので、注意が必要です。

ポーカーのストレートとフラッシュはどちらが強いですか?

フラッシュの方が強いです。

ポーカーの役について下記の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

【参考】ポーカーの役早見表|役の強さと確率も画像を使って丁寧に解説

ポーカーのロイヤルフラッシュとストレートフラッシュの違いは何ですか?

ロイヤルストレートフラッシュ
ストレートフラッシュ
ロイヤルストレートフラッシュ
ストレートフラッシュ

ロイヤル(ストレート)フラッシュは、「10・J・Q・K・A」の5枚がすべて同じマークの時に成立する役です。

一方で、ストレートフラッシュは、ストレートの状態に加えて、5枚のカードすべてが同じマークの時に成立する役です。

ロイヤルフラッシュは「10・J・Q・K・A」の組み合わせの時のみ成立する役ですが、ストレートフラッシュはそれ以外の組み合わせでも可能です。

サメ先生
サメ先生

ロイヤルフラッシュの方が強い役です!

【まとめ】ポーカーのストレート

ポーカーのストレート まとめ

今回は、ポーカーのストレートについて解説しました。

ストレートは「5・6・7・8・9」のように、5枚のカードのランク(数字)が連続している特に成立する役です。

10種類の役の中では上から6番目ですが、ストレートより強い役に遭遇できる確率は極めて低いものです。

ポーカーをしている中でストレートが完成したら、ベッドやレイズなど積極的なアクションを取り、ゲームを有利に進めてみましょう。

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